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今回は「人生を変えるモーニングメソッド」についての記事となります。
■著者
ハル・エルロッド
20歳のとき飲酒運転のトラックと正面衝突し、6分間心肺停止となり、11箇所を骨折。脳に修復不可能な損傷を受ける。懸命なリハビリを経て再び歩けるようになり、ウルトラマラソンを完走。ビジネスでも殿堂入りを果たす成績を挙げた。スピーカーとしても活動中。
■モーニングメソッド
・奇跡の60分で自分がバージョンアップする
確実に人生が変わる6つの習慣
- サイレンス:10分
- リーディング:10分
- アファメーション:10分
- イメージング:10分
- ライティング:10分
- エクササイズ:10分
1.サイレンス:10分
瞑想など沈黙のなかに身を置くこと。無言で座り、自分の呼吸に意識を向けることを10分間。ストレスがとけて流れていくのを感じ、身体が鎮まり、心がラクになる。
1時間の沈黙は、1年分の読書よりも多くのことを教えてくれる
マシュー・ケリー
2.リーディング:10分
読書。望みを手に入れる最速の道は、すでにそれを手に入れた成功者のマネをすることだ。たった10分の読書で、今日実践したい事項をいくつか見つけてうれしくなる。たった一つのアイディアでも人生が変わる、と再確認して、「意欲」がわいてくる。
本を読まない人は、文字を読めない人より何ら優れたところがない。
マーク・トウェイン
3.アファメーション:10分
アファメーションとは、ポジティブな言葉を使った自己暗示や宣言。セルフイメージを高めるために使う方法。アファメーションは、されもが持っている無限の潜在能力を思い出させるためのパワフルな手段。自分の望み、なりたい人間、人生を変えるためにやりたいコト。言っているうちに、「パワー」をもらえるのが感じる。
アファメーションを繰り返すことが信念につながる。信念が深い確信になると、物事が実現し始める。
モハメド・アリ
4.イメージング:10分
映画化されたベストセラー『ザ・シークレット』で紹介されてたビジョンボードを使うと効果的。ビジョンボードとは、コルクボードや紙などに、自分の欲しいモノやなりたい姿、したいコト、住みたい場所などの絵や写真を張り付けて壁に飾り、「自分の夢を視覚化」したもの。
ボードを作成し、10分間、ボードのイメージのひとつひとつに意識を集中して目を閉じて、それぞれが実現したときの気分を全神経を使って想像し、体感する。自分に「刺激」が満ちるのを感じる。
物事をありのままに見るのではなく、あなたが望むように見なさい。
ロバート・コリア―
5.ライティング:10分
日記を書く。問題だらけの人生の中でも感謝していることを書くと、たちまち重苦しい霧に押しつぶされそうだった憂鬱とした気分がラクになる。苦しみが消えたわけではないが、軽くなる。感謝の気持ちを文字にするというシンプルな行為が、気分を上げてくれる。
文章をつむぐこと、ページに文字を書くことは、コストのかからない心理療法である。
ダイアナ・ラーブ
6.エクササイズ:10分
「行動が感情を作る」というアンソニー・ロビンズの言葉がある。10分間のエクササイズをすることで、「エネルギー」がみなぎるのを感じることができる。
毎朝たとえ数分でもエクササイズすると、エネルギーが上がり、健康が増進し、自信が出てきて、感情が安定し、思考力と集中力が増す。
エクササイズをする時間が取れない人は、病気になる時間を前もってとっておいた方がよさそうだ
ロビン・シャーマ
■明日から「朝」を変えるマインドセット
・「起きたい気分」になる5つのステップ
ステップ1:前夜のうちに意思を固める
スッキリ目覚るための第1のポイントして、覚えてほしい言葉がある。
「朝起きて最初に考えたことは、たいてい、寝る前後に考えたのと同じ内容である。」
翌朝が楽しみな時は、アラーム時計がなる前に起きれるが、「あと6時間で起きないといけない」と思っているとなかなか起きることができない。重要なのは、翌朝に前向きな期待を持つ意識を、毎晩、積極的に持つ努力をする。
ステップ2:アラーム時計をベッドから遠ざける
アラーム時計をなるべくベットから遠ざける。イヤでもアラームと止めるためにベッドから起き上がることになり、身体が動く。動くことでエネルギーが生み出される。起き上がってベッドから出ることが、目覚める助けになる。
ステップ3:歯を磨く
最初の2,3分は何も考えずにできることをやって、身体が目覚める準備期間を与える。アラーム時計を消したら、そのまま洗面所に直行して歯を磨き、かを洗ってシャキッとさせる。
ステップ4:コップ一杯の水を飲む
朝一番の水分補給は必須。寝ている間の6~8時間に、身体は軽い水分不足になっている。水分が不足すると疲労につながる。1日のうち、どんな時間でも疲れを感じた時は、たいてい必要なのは睡眠よりも水分であることが多い。
ステップ5:運動ができる服に着替える
寝室を出たらすぐにモーニングメソッドを実践するために、運動ができる服に着替えてしまう。朝のエクササイズは潜在能力を最大限にするのに欠かせない。運動することで、精神、肉体、感情の状態が高まり、その日は一日、勝ちに行くことができる。
■感想
「一生歩けない」と言われた交通事故と、事業の失敗で大きな負債と深刻なうつ状態という2回の人生どん底を経験した著者は、モーニングメソッドによって人生を取り戻した。本書は、著者が人生を逆転させるために実践したモーニングメソッドが紹介されている。
モーニングメソッドの実践者の多くが、早く起きたくてしかたがない、そんな毎朝を迎えることができている。私自身は、毎朝5時に起きて、読書、ブログの執筆、英語学習、ランニングなどをしている。やはり、朝が作業がはかどるし、気持ちがいい。それに、朝からしっかりタスクをこなすと、1日を気分がよくスタートできるので、人生に良い影響を与えていると感じている。特に、「自分は朝型人間じゃない」という人にこそ読んでほしい。
最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。
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