【3分要約・読書メモ】書いてはいけない―森永卓郎が命を懸けて告発した3大タブーと日本経済墜落の真相

BOOKS-3分読書メモ-
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テレビでおなじみの経済アナリスト、森永卓郎さんの著書『書いてはいけない――日本経済墜落の真相』が大きな話題となっています。

本書は、森永さんが長年のキャリアの中で触れることができなかった、メディアの「タブー」をすべて書き記した告発書です。

「これを書いたらメディアに出られなくなる」というリスクを承知の上で、命を懸けて書かれた「遺書」でもあります。

この記事では、 森永卓郎さんの覚悟と、本に記された衝撃の要約とレビューをお届けします。

日本が抱える深い闇と、経済が墜落した本当の理由を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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1. 著者の紹介

著者の森永卓郎(もりなが たくろう)さんは、1957年生まれの経済アナリストです。

東京大学を卒業後、日本専売公社(現JT)や経済企画庁(現内閣府)など、公的機関や民間企業でキャリアを積まれました。

その後は、テレビやラジオでおなじみのコメンテーターとして、四半世紀以上にわたり活躍されています。

覚悟の告白

森永さんは2023年12月に、膵臓がんステージ4の告知を受けました。
本書の「まえがき」には、ご自身の命があるうちにこの本を完成させ、世に問いたいという強い決意が綴られています。

まさに、40年にわたる研究者人生の集大成であり、遺書として出版された作品なのです。

これまでの穏やかなイメージを覆す、命がけの告発に大きな注目が集まっています。

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2. 本書の要約

本書は、日本のメディア界に存在する3つの「触れてはいけないタブー」を主題としています。

これらのタブーを深く掘り下げ、そこに見える共通の構造が、いかに日本経済を墜落させてきたかを追及しています。

メディアの3大タブーとは?

森永さんが長年抱え続けてきた「タブー」は次の3つです。

1. ジャニーズ事務所の性加害問題
長年にわたるジャニーズ事務所の性加害について、2003年の東京高裁の判決がメディアによって無視され続けてきた経緯を指摘しています。
この沈黙の裏側にある圧力と構造を詳細に分析しています。

2. 財務省のカルト的財政緊縮主義(ザイム真理教)
森永さんが強く批判する、財務省によるカルト的な財政緊縮政策を「ザイム真理教」と名付け、その問題点を深く掘り下げています。
経済成長を阻害する増税路線が、いかに国民の生活を犠牲にしているかを、具体的なデータに基づいて告発しています。

3. 日本航空123便の墜落事件
公式発表とは異なる事故の真相を追及することにも踏み込んでいます。
この悲劇的な事件に対する、政府やマスコミの隠蔽の構造と責任を厳しく問うています。

日本経済墜落の真相

森永さんは、これら3つのタブーの背後には、権力者が国民の命や利益を軽視し、都合の悪い真実を隠蔽する共通の構造があると指摘します。

そして、その構造こそが、バブル崩壊後の「失われた30年」を経て、日本経済を低迷させてきた根本的な原因だと断じているのです。

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3. ココだけは押さえたい一文

著者の覚悟が凝縮された、最も印象的な一文を引用します。

なんとか自分の命のあるうちにこの本を完成させて世に問いたい。そのことだけを考えた。

『書いてはいけない――日本経済墜落の真相』

この言葉は、本書が単なる経済分析ではなく、森永さんの人生を賭けた告発であることを示しています。

ご自身の命を削ってまで伝えたい「真実」が、この本には詰まっているのです。

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4. 感想とレビュー

この本を読み終えて、まず感じたのは森永さんの計り知れない勇気です。

長年メディアに出演してきた人が、すべての仕事を失うリスクを冒してまで書いた内容は、本当に衝撃的でした。

衝撃的な「ザイム真理教」の分析

特に「ザイム真理教」に関する分析は、非常に具体的で説得力があります。
財務省が、国民に「日本は世界最大の借金を抱えている」という恐怖を植え付け、増税を正当化している構造を徹底的に批判しています。

実際には日本は実質的な借金ゼロである可能性を指摘し、この緊縮財政こそが経済成長を妨げてきたと断言しているのです。

この分析は、私たち国民の常識を覆すものでした。


立ち向かった「最後のタブー」

日航123便の墜落事件にまで踏み込んでいる点も、著者の強い意志を感じました。

これは多くの著名人が触れることを避けてきた、まさに最後のタブーの一つです。

公式発表と異なる疑惑について、森永さんの著名度を最大限に活かし、世間に真実を問うたことの意義は計り知れません。

日本の「病巣」を知る

本書は、バブル崩壊後の総量規制や、小泉政権下の構造改革の誤りについても詳細に解説しています。

当時の政策決定が、いかに日本の経済を意図的に破壊する方向に働いたのかがよくわかります。

ミステリー小説を読むかのような引き込まれる告発でありながら、すべてが事実に基づいているという重みが胸に迫ります。

ただし、内容が非常に衝撃的で壮絶なため、読む人によっては精神的な負担を感じるかもしれない点には注意が必要だと感じました。

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5. まとめ

『書いてはいけない――日本経済墜落の真相』は、森永卓郎さんが命を懸けて日本社会に突きつけた「告発の書」です。

本書で語られる真実を知ることは、私たちが今後の日本の未来と、自身の生活を守るために不可欠です。

テレビや新聞では決して報じられない日本の「闇」を知りたいすべての人に、強くおすすめします。

ぜひ手に取って、この告発をしっかりと受け止めてください。

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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
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