いくら頑張っても認められなかった20~30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。
凡人的戦略<コミュニケーション>
「会話」「対話」「議論」の違い
コミュニケーションにも3種類ある。
「会話」「対話」「議論」
実は、この3種類がごちゃ混ぜになっている人が多く。
区別がつかないと、コミュニケーションロスによるミスや業務のお見合い、抜け漏れが発生する。
会話の目的は、関係を築くこと。
論点や筋道を気にせずに、情報や気持ちを交換仕手関係を深める。
対話の目的は、相互の理解を深めること。
相互に意見を聞き合い、伝え合うことで、探求・発見し、それらを共有します。
議論の目的は、結論を導くこと。
各々の立場・視点から異なる意見をぶつけ合い、最良の意見を選び取る、または創り出すことで、合意を形成し、問題を解決する。
この3つは、下の図のような関係になっています。
議論は、対話の上に成り立ち、対話は、会話の上に成り立つ関係を表しています。つまり、議論をするには、対話ができる関係が必要で、対話をするには、会話ができる関係が必要です。
いちばん下で、土台作りに当たる「会話」です。
「会話」を通して、互いの人となりを知り、思いや気持ちを通わせて、一緒に活動できる関係性を築き上げます。
次に「対話」です。
「対話」を通して、異なる考えや価値観、そしてその背景にある経験や事実を共通することで理解を深めます。
そして、「議論」です。
「会話」「対話」のベースがあって、はじめて問題解決にむけて結論を出す「議論」ができます。
つまり、会話さえ成立しない相手と、深い対話や議論は不可能とはこのことです。
ここでポイントとなるのは、「対話」です。
「会話」は誰でもできますが、「対話」を十分に行わないで「議論」をしてしまうケースが多いです。
「対話」は、聞く力が重要です。
自分の意見を伝えるだけでは、「対話」はできません。いかに相手の話に耳を傾け、相手の考え、価値観、その背景にある経験や事実をしっかり理解するかが、正しい「対話」には必要です。
反対の意見を言われて機嫌を損ねる。
相手に遠慮して自分の意見を言えない。
自分の意見が間違っていたら恥ずかしい。
馬鹿にされるかもしれない。
多くの人が「対話」を止めるブレーキを固く握っています。
リーダーは、その場が安全で、自分の意見を言ってもいい場所であることをいかに作れるか?が「対話」を成功させるコツになります。
まず、自分の手の内を見せる。
自分の考え、そう考えた背景を話しましょう。
リーダーが恥ずかしがったり、自分の意見を隠したら、メンバーが積極的に意見を出すはずがありません。
一方で、メンバーであれば、勇気をもって自分の意見を言う姿勢が大切になります。
たとえ間違った意見だったとしても、一瞬の恥ずかしさぐらいに思って、落ち込まないぐらいがちょうどいいかもしれません。黙っているよりはずっとプラスでしょう。
まずは、1on1などしっかりやる中で、対話を定着させてて、よい関係を構築することから始めるのがいいかもしれません。
そういった一人ひとりとの向き合いが、最終的なイノベーション、よいプラン、アイディアの創出につながっていきます。
「会話」「対話」「議論」の違い
対話が組織を変える
最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。
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