「最悪の場合、会社をやめればいい」そう思って、仕事をするだけで、気持ちはすこし軽くなる。

凡人の戦略-僕が部長に慣れた理由-
スポンサーリンク

いくら頑張っても認められなかった20~30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。

凡人的戦略<セルフマネジメント>
いざとなれば会社をやめればいい

仕事をしていると、様々なプレッシャーやストレスに直面します。

特に、伝統的な日本企業「JTC」に勤めていると顕著かもしれません。

「JTC」とは、ジャパニーズ・トラディショナル・カンパニー(伝統的な日本企業)の頭文字で、上意下達の企業文化や硬直的な組織運営を皮肉る際に使われます。

一言でいうと、「失敗することが許されない企業文化」でしょうか。

年功序列や終身雇用の文化が残り、失敗してマイナス評価になるよりも、前例に従って物事を進めていく。

「石橋を叩いて、叩いて、渡らない」文化。

こういった企業に属していると、失敗を必要以上に恐れてしまいます。

しかし、失敗をしないということは、最も成功に遠ざかる手段です。

失敗の延長線上に成功はあり、成功の反対は、何もしないことだからです

「失敗を避ける企業文化」では、失敗してはいけないスレッシャーが大きくなりますが、誰も失敗するかどうかなんてわかりません。

未来を予想することなんてできないのです。

本当は、小さな失敗を繰り返して、その中で成功の兆しを見つけることが成功の近道なのに、、、

こがゆうが働いている会社も「JTC」の一社です。

他の「JTC」同様に、失敗してはいけないプレッシャーが高いですが、「最悪の場合、会社をやめればいいや」と、思って仕事しています。

今の日本社会では、仕事を選ばなければ、無職になることはありません。
近くのコンビニでも雇ってくれるでしょう。

職もなくなり、餓死することはない。

もちろん、辞めたくはないですが、最悪のケースでも「死ぬことはない」と思うと、気持ちが楽になって足取りが少し軽くなります。

気持ちの逃げ道を作らないと辛いです。

仕事は大事ですが、人生を壊すほどの価値はありません。

辛かったら逃げていいと思いますし、
今の会社にいないと幸せになれないわけではありません。

企業文化ではなく、自分自身の中に「失敗してはいけない」というマインドがインプットされていることが一番危険です。

未来はわからない。
失敗するか、成功するかは誰にもわからない。
自分でコントロールできない部分をある。

だったら、失敗する前提でいたほうがいい。

1割成功すれば、ラッキーぐらいの気持ちでいないと、メンタルは持ちません。

無理して会社にしがみつかなくていい。

その会社に属していなくても、幸せはどこにでもあります。

「良い高校、良い大学、良い企業、結婚し、住宅を購入、ローンを組んで、退職金で返済、退職後は地域ボランティア」

いかにもイメージしやすい普通の生活ですが、この普通は”ごく限られた一部の普通”です。

2023年度の全国の大学進学率(短期大学や通信教育部等を含む)は60.8%です。

つまり、40%の人は、大学、短大等に進学していません。

さらに、上場業の割合は0.1%。

もし上場企業にお勤めであれば、あなたの思っている普通は、日本国内においてかなり限定された普通です。というか、レアケースです。

もっともっと違う生活が存在しています。

今の職場、仕事、環境に適応しなくても、それ以外の選択肢が無数にあります。

だったら、無理して会社にしがみつかなくていい。

自分の心と身体よりも大切な仕事はありません。

「いざとなれば会社をやめればいい」

そう思って、仕事をするだけで、気持ちは軽くなるし、自分がやってみたいと思っていること、チャレンジしたいと思っていることにも、一歩を踏み出せます。

失敗を恐れないでください。

もちろん、アクションを起こす前、失敗を行ないように最善の準備は必要です。

しかし、失敗自体を必要以上に恐れないでください。
失敗する方が当たり前なんです。

失敗すること前提で、受け身を取る準備をしてください。

成功している人は、誰よりも失敗した人です。

失敗しないで成功した人はいません。

小さな失敗を繰り返すことが成功の近道。

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。

背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
日々の仕事やライフスタイルのヒントになればうれしいです。

X(Twitter)ThreadsinstagramBlueskyもやっているので、もしよかったら覗いてください。

タイトルとURLをコピーしました