目立たなければ、出世はできない。出世したければ、「どれだけ目立っているか」を意識して行動する

凡人の戦略-僕が部長に慣れた理由-
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いくら頑張っても認められなかった20~30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。

凡人的戦略<キャリアアップ>
目立たなければ、出世はできない。

あなたは出世したいですか?
年収を上げたいですか?
キャリアアップしたいですか?

出世するには何が必要なのか?
努力?
勤勉さ?
太鼓持ち?
度胸?
根性?
数字の強さ?
言語力?

出世には、様々なスキルや才能が必要と思っていませんか?
同期や同僚と比べると、自分には何にもない、、、そんな風に感じることもあります。

また、なかなか上司や会社が自分の活動を認めてくれない、、そう思うこともあると思います。

出世する同僚との差は、もうひっくり返せないように感じますが、そんなことはありません。

出世に必要なものは、PIE(パイ)だと言われています。

PIEとは、ソフトバンク株式会社 コミュニケーション本部 メディア統括部長で多くのマーケティング書籍を執筆している井上 大輔氏の書籍『マーケターのように生きろ』で紹介されていた法則です。

PIEとは、下記3つの頭文字です。
・P:パフォーマンス:仕事の実力
・I:イメージ:印象
・E:エクスポージャー:どれだけ目立っているか

注目すべきは、重要度の割合です。

・仕事の実力:1
・印象:3
・どれだけ目立っているか:6

どれだけ目立っているか」がダントツに重要です。

仕事の実力があることは、昇進する上では最低限の必須条件です。
しかしそれだけでは、たくさんの競争相手がいる中で出世はできません。

自分の価値を届けるためには「自分をアピールする」ことが必要です。

経営層やマネジメント層が、組織を考えます。

「ポジションが空いたときに誰を昇進させようか?」ここに、名前が浮かばなければ、出世することはできません。

自分は何ができるのか?
自分の活動でどんないいことがあったか?
今後、どんな貢献が期待できるのか?

あなたの価値を上司や経営層が知っていなければ、出世はできない。
つまり、あなたの価値を伝えるために目立つ必要がある。

今の会社に転職した時、プロモーション担当として入社したのですが、完全にアウェーな空気で迎えられました。
「何ができるの?」
静かな会議室の中で、そんな声が聞こえるような気分です。

まず、現場を2週間回って、改善レポートを作成し、直属の上司に提案することから始めました。

今までいる人と同じ事やっても意味はない。
とにかく、新しい試みをやることに注力しました。

当時、TVCMを使ったプロモーションを展開したことがなかったので、地域限定のTVCMキャンペーンを企画し、実行しました。

TVCMと言うと莫大な予算が必要と想像する人も多いかと思いますが、実は、地方の一部エリアで実施するだけなら、100万円以下でテストすることができます。

会社としても小さな投資で、新しいプロモーションを実施できるため、テストを実施することができました。

テスト結果は、想定以下の効果でしたが、初めて実施したので、「こんなことがわかりました!」と堂々と上司にレポートを出しました。

チャレンジしたこと自体が成功だと報告したんですね。

これが上司から社長に報告され、社長から経営層の前でプレゼンするように指示をもらいました。

このプレゼンが大きなターニングポイントとなりました。
経営層が全員そろっている前でプレゼンをすることで、「プロモーションの専門家」というラベル付けがされたのです。

プロモーション関連の施策がある時は、声がかるようになり、広報、宣伝、PR、デジタルマーケティングなど領域を広げていくことで、部長になることができました。

目立つことで、「自分の価値」を伝え、自分を評価する人に憶えてもらう。
これが出世には必要だったと今でも信じています。

あなたは、自分の価値を伝え、自分を評価する人に憶えてもらっていますか?

注意しないしないといけないのは、競争相手と同じ価値で競わないことです。

一般的に英語が話せるのは強みになります。
しかし、帰国子女が多い会社や外資系で英語を話せる人材が多ければ、英語は強みにはなりません。

周りの競争相手が持っていない独自の価値をアピールすることが重要です

ここで大事なのは、強みのかけ算です。

1万人に1人のスキルを持つのは、難しいですが、
100人に1人のスキルを2つ持っていれば、それを掛け合わせて、1万人に1人のスキルになることができます。

営業経験があるコールセンターのオペレーター
店頭販売の経験がある商品企画
不動産営業の経験がある法人営業
など、自分のキャリアを振り返ると一つでは普通だけど、掛け合わせることで競合がすくない強みに変わります。

もし、その100人に1人の強みを3つ見つければ、100万人に1人のスキルになります。

それがあなたの価値です。
その価値で会社に貢献できることを、あなたを評価する人に伝えて憶えてもらいましょう。

まずは、名前を憶えてもらう。
そこから始めてもいいかもしれません。

会議で発言したり、社員共有の掲示板への書き込みなど恥ずかしいかもしれません。

いいじゃないですが、恥をかいていきましょう。
恥をかいたって、誰も気にしていません。
そんなにあなたのことを気にしている人はいません!

こがゆうはいつもそう思って、発言しています。

セミナーに参加しても、とにかく質問します。
的外れでも、つまらない質問でも、別に関係ないと思っています。

講師や参加している人に自分を憶えてもらわないと、人脈を作ることもできませんから。

目立たなければ、出世はできない。
出世したければ、「どれだけ目立っているか」を意識して行動する

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。

背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
日々の仕事やライフスタイルのヒントになればうれしいです。

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