相手目線で考えることで、「また一緒に仕事をしたい」と思ってくれる人を増やす

凡人の戦略-僕が部長に慣れた理由-
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いくら頑張っても認められなかった20~30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。

凡人的戦略<キャリアアップ>
”後味よく”仕事を終わらす

世の中にマーケティング手法は山のようにあります。

マスマーケティング
ダイレクトマーケティング
インバウンドマーケティング
ゲリラマーケティング
デジタルマーケティング
リアルマーケティング
WEBマーケティング
SEM(検索エンジンマーケティング)
ソーシャルメディアマーケティング(SMM)
コンテンツマーケティング

ビジネスに関わっている方は、どんな部署にいたとしても何かしらのマーケティングに携わっています。

その中でも最強と言われるのが「リファラマーケティング」です。

「リファラマーケティング」とは、顧客が新たな顧客を紹介することで商品やサービスを広めるマーケティング戦略です。

広告はすでに多くの消費者は、信用されていません。
むしろ、見たくない対象となっている。

SNSでは、インフルエンサーマーケティングという名のもとで、フォロアー数の多い有名人が商品をお勧めする#PRが拡散している状態。

自分の身近にいる人からの口コミや紹介が実は最も効率的に、消費者の行動を喚起するマーケティングです。

自分のキャリアを構築する面でもリファラルマーケティングは有効です。

転職エージェントで活用し、新しい職場を探すよりも、
誰かの紹介で転職する方が、転職先の情報も入りやすいし、条件面も交渉もスムーズでしょう。

紹介を引き寄せるにはどうすればいいのか?

それは、「”後味よく”仕事を終わらす」ことです。

どんなプロジェクトも終わりがあります。
仮にそのプロジェクトが失敗したとしても、”後味よく”終わらせることが重要です。

後味が良いと、今回は失敗したけど、「また一緒に仕事したい」というポジティブな印象が残ります。

転職時も重要です。

よく前の職場と関係を悪くして転職する方がいます。
「もうやめるから関係ない」
そう考えている方は、キャリアを線でしか見せいません。

未来永劫一緒に絶対仕事をしないとは言い切れません。
どこにどんな出会いがあるかわからない。
前の職場の方が、今度は取引先として出会うかもしれない。
その時あなたの印象が悪かったら、仕事にマイナスです。

また、さらに転職したときに、前々職の同僚が働いているかもしれません。

正直、関係を崩壊して転職してきた人で、成功している人は出会ったことがありません。ギクシャクしたことはあっても、最終的には、良い関係になっている方がほとんどです。

「転職前に、何かできることありますか?」と面接時などに聞かれることがありますが、「今いる職場でたくさん送別会に参加して、一緒に働いた同僚、上司に感謝を伝えてきてほしい」と伝えています。

なぜなら、転職後のスキルは、入社後でいくらでも習得できますが、前職での関係性は、転職前しか構築できません。同じ職場で働いたことがあるというのは、同郷、同学年よりも強いつながりです。キャリアにとって重要なネットワークになることは間違いないからです。

キャリアとは、線ではなく面です。
通ってきたら同じ道は交わらないと考えがちですが、タテ・ヨコ・ナナメ、自分の考え通りには進まず、予想外の出会いもあります。

ありがとうと言って、人と離れることが基本。

誠実さが、良い出会いを引き寄せるカギになる。

一緒に仕事をする機会があるのは、何百万分の一の確率で出会っています。
その出会いを大切にし、相手がいかに気持ちよくなるかを考える。

自分目線ではなく、相手目線で考えることで、
「また一緒に仕事をしたい」
と思ってくれる人を増やす。

それが、次の出会いを引き寄せる
「キャリアのリファラルマーケティング」

結局は、「誠実さ」があなたの人生を変えていく

誠実に相手に向き合うことで、思わぬ紹介があなたに舞い込んでくる。

「頑張っている姿は、誰かがみている」という言葉があるが、単純に頑張っているだけではダメ。

「”相手目線で”頑張っている姿は、誰かがみている」が正解。

どんなプロジェクトであっても、出会いを大切にして
「”後味よく”仕事を終わらす」

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。

背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
日々の仕事やライフスタイルのヒントになればうれしいです。

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