ご覧頂き誠にありがとうございます。
このブログでは、日々の仕事やキャリアアップに役立つ情報、そして経済的な安定や豊かなライフスタイルを実現するためのヒントを発信しています。
さて、皆さんご存知、厚切りジェイソンさん。お笑い芸人として活躍される一方、IT企業の役員も務めるという異色の経歴を持つ彼が書いた前著『ジェイソン流お金の増やし方』は、70万部を超える大ベストセラーとなりましたね。私も読んで、堅実なお金の増やし方について大変勉強になりました。
でも、前著を読んだ人の中には、こう思った人もいるのではないでしょうか?「投資でお金を増やすのは分かったけど、そもそも投資に回せるお金がないんだけど…?」と。
今回ご紹介する本は、まさにその問いに答えてくれる、待望の続編です!
それが、『ジェイソン流お金の稼ぎ方』 厚切りジェイソン (著) です!
本書は、「お金を増やす」という次のステップに進むために、まず私たち自身が身につけるべき「お金を稼ぐ力」、そしてその「稼ぎ方」に焦点を当てています。厚切りジェイソンさんが、自身のユニークな経験に基づいて導き出した、「稼げる人」になるための思考法と行動指針が詰まった一冊です。
「コレだけやれば収入が増える」なんて魔法のような話はありませんが、本書には、収入を増やし、人生の選択肢を広げ、より幸せになるための、確かな「考え方」と「行動」のヒントが満載です。
この記事では、私が『ジェイソン流お金の稼ぎ方』を読んで、これは多くのビジネスパーソン、そしてこれから社会に出る若い人たちに役立つ!と感じたポイントを、以下の構成で、コンパクトにまとめてお伝えします。
「ジェイソン流お金の稼ぎ方 コレだけやれば収入が増える」? 稼げる人になるための秘密とは何か? ぜひ、最後までお付き合いください!
『ジェイソン流お金の稼ぎ方』コレだけやれば収入が増える?稼げる人になる思考法【要約/レビュー】
1. 著者の紹介
まず、本書『ジェイソン流お金の稼ぎ方』の著者、厚切りジェイソン(あつぎりジェイソン)氏をご紹介します。
厚切りジェイソン氏は、日本で活動するタレント、お笑い芸人として広く知られていますが、それと同時に、IT企業の役員も務めるという、非常にユニークな経歴を持つ人物です。
アメリカ出身で、エンジニアとしてキャリアをスタートさせ、その後日本に移住。IT分野でのキャリアを積みながら、お笑いの世界にも飛び込み、人気を博しました。「WHY JAPANESE PEOPLE?!」というフレーズで、日本の文化や習慣に対する鋭いツッコミが話題となりました。
彼は、ITという高度な専門知識を持ちながら、エンターテイメントの世界でも成功を収めるという、まさに「稼ぐ力」を体現しているような人物です。また、資産形成に関する前著『ジェイソン流お金の増やし方』がベストセラーになったことからも、彼がお金というテーマについて深く考え、実践していることが分かります。
本書は、そんな厚切りジェイソン氏が、自身の多岐にわたる経験(ITエンジニア、企業経営、お笑い芸人など)を通して見出した、お金を稼ぐための本質的な考え方を語るものです。彼の論理的で分かりやすい語り口は、本書でも存分に活かされており、難しそうに思えるテーマもスッと頭に入ってきます。
2. 本書の概要
次に、本書『ジェイソン流お金の稼ぎ方』が全体としてどのような内容を扱っているのか、その概要を説明します。
本書は、多くの人が抱える「どうすればもっと収入を増やせるのか?」という疑問に対し、著者の厚切りジェイソン氏が、自身の経験に基づいた「お金を稼ぐ力」を身につけるための考え方と方法を解説するものです。
前著『ジェイソン流お金の増やし方』が、「稼いだお金をどう効率的に増やすか(投資)」に焦点を当てていたのに対し、本書は、その前段階である「そもそもどうやってお金を稼ぐか」、つまり「稼ぐ力そのもの」の鍛え方にフォーカスしています。
本書の根底にあるのは、「稼げる人」と「稼げない人」の間には、能力や才能だけでなく、物事の「考え方」と「基本的な習慣」に違いがあるという洞察です。そして、その違いは、意識して学ぶことで誰でも身につけることができると著者は言います。
本書の主な内容は以下の通りです。
- 「稼げる人」と「稼げない人」の決定的な差
- 著者自身の「稼げるようになるまでの道のり」(経験に基づいた説得力!)
- ジェイソン流「お金を稼ぐ力」をつけるための8つの方法(具体的な行動指針!)
- 「稼ぐこと」と「幸せ」の関係についての考察
本書で特に重要なフレームワークとして提示されるのが、「稼げる仕事を判断する三角形」です。これは、「できること」「世の中で必要とされていること」「好きなこと」という3つの要素をどう組み合わせるかが、稼げるかどうかの鍵であるという考え方です。
この3つの要素をそれぞれ深掘りし、どうすれば「自分にしかできない、世の中で必要とされていること」を見つけ、それを好きなことを原動力にして追求できるのか、その具体的な方法が解説されています。
キャリアアップを目指すビジネスパーソンはもちろん、これから社会に出ていく大学生や高校生にとって、将来の仕事選びやキャリア形成を考える上で、非常に役立つ実践的なヒントが満載の一冊です。人生の選択肢を増やし、より幸せになるために、本書を読んで、今日からできることを始めてみたくなるでしょう。
3. 本書の要約
それでは、本書『ジェイソン流お金の稼ぎ方』の核となる部分を、その要約としてさらに詳しく見ていきましょう。
本書の出発点は、「稼げる人」と「稼げない人」の差は、単に運や才能だけでなく、物事の考え方や基本的な行動習慣にあるという洞察です。そして、稼げる人は、常に「自分が何ができるか(できること)」と「社会が何を求めているか(世の中で必要とされていること)」の両方を徹底的に考えて行動していると指摘します。世の中に必要とされていないことをやっても、あるいは必要とされていても自分にできなければ、お金は稼げないからです。
この2つの要素に、「自分が情熱を燃やせること(好きなこと)」を加えた、「稼げる仕事を判断する三角形」が本書の重要なフレームワークです。
- できること: お金を稼ぐためには、「他人と同じレベル」ではダメで、「あなたにしかない能力」を極めるか、複数の能力を組み合わせて「他の人には代用できない希少な人材」になる必要があります。例えば、1つの分野を深く掘り下げるか(大谷翔平選手のように)、複数のそこそこ得意なスキル(例えば「IT」×「日本語」)を掛け合わせて、1万人に1人のような人材を目指す方法が紹介されています。
- 世の中で必要とされていること: いくらユニークなスキルがあっても、それが社会から求められていなければ価値は生まれません。時代の流れや社会のニーズを知るために、日ごろから経済ニュースやトレンドをチェックすること(具体的にはポッドキャストやYahoo!ニュースの経済タブなど)が推奨されています。そして、単に情報を見るだけでなく、「なぜそれが求められているのか」と深堀りして考えることが重要です。
- 好きなこと: 「好きなこと」自体が直接お金になるわけではありません。しかし、好きなことは、困難な状況でもモチベーションを維持し、継続するための強力な原動力となります。稼ぐためには、好きなことを、世の中で必要とされている「できること」に進化させる努力が必要です。
本書では、これらの要素を踏まえ、お金を稼ぐ力をつけるための具体的な方法がいくつか提示されていますが、その根底にあるのは、「稼ぐための基礎習慣」です。
- 疑問を放置せずに考える: 「なぜ?」と常に自分に問いかけ、その答えを見つけるための行動を起こすことで、他人との差がつきます。
- 先延ばしせずに行動する: 成功の鍵は、やるべきことをすぐに実行し、完了させること。この行動力が稼ぐ力に繋がります。
- 失敗から学ぶ: 行動すれば失敗はつきものですが、失敗を恐れず、そこから学びを得て、次の挑戦に活かすことで成長できます。
また、本書では、自分にしかできないことや世の中で必要とされていることを見つけるために、いきなり大きなリスクを取るのではなく、まずは低コストで小さく始めてみること(MVP – 最小限の実行可能なプロダクト、という考え方を個人に応用)の重要性も説かれています。やってみて、世間の反応を見ながら改善していくことで、効率的に成長できるのです。
本書の要約をまとめると、『ジェイソン流お金の稼ぎ方』は、お金を稼ぐための本質は、「自分にできるユニークなスキル」と「世の中のニーズ」を戦略的に組み合わせ(好きなことはその情熱の源とする)、それを「考える」「行動する」「学ぶ」といった基本的な習慣で磨き続けることにある、と体系的に解説してくれる一冊です。単なるノウハウ集ではなく、「稼げる人」になるための「考え方」と「行動」の両方を学べる貴重な内容となっています。
4. ココだけは押さえたい一文
本書『ジェイソン流お金の稼ぎ方』の中で、私が最も「これこそがジェイソン流の稼ぎ方の本質だ!」と感じた、シンプルながらも非常に重要な一文があります。それは、「稼げる人」と「稼げない人」を分ける決定的な違いについて述べられている、この言葉です。
「それは稼げる人は『できること』と『世の中に必要とされていること』の両方を考えて行動してきたんだ。」
この一文は、お金を稼ぐための「当たり前」でありながら、多くの人が徹底できていない、最も重要なポイントを突いています。私たちは、つい「自分の好きなことだけを突き詰めれば稼げるだろう」とか、「とにかく一生懸命働けば収入は増えるだろう」と考えがちです。しかし、著者は、「好きなこと」だけではダメだし、闇雲に「一生懸命働く」だけでは不十分だと明確に示します。
本当に稼げる人は、自分が「何ができるか」、そして「それが今、世の中から必要とされているか」という、需要と供給のバランスを常に意識し、その両方を満たすように自分のスキルや行動を磨いてきたのです。どんなに素晴らしいスキルも、それを必要としている人がいなければ価値は生まれません。逆に、世の中で求められていることが分かっても、それを実行できるスキルがなければ仕事は得られません。
この一文は、「自分の内側にある『できること』と、社会という『外側にあるニーズ』の両方に常に目を向け、戦略的に組み合わせること」こそが、「稼ぐ力」を高めるための出発点であり、最も重要な考え方であることを教えてくれます。
本書を読む際には、ぜひこの言葉を心に留めて、あなた自身の「できること」と、今、そしてこれから「世の中で必要とされること」は何だろうか?と、常にこの2つの視点から考えてみてください。
他の人と違うことが「できる」というのは、あなたにしかない能力なんだ。そしてこのスキルをより極めることで、同じ仕事を希望している人より一歩前に出ることができる。
『ジェイソン流お金の稼ぎ方』
「好きなこと」が仕事を選ぶ基準に入ると、稼ぐということから遠のいてしまう。
『ジェイソン流お金の稼ぎ方』
自分が「こうなりたい」と思う人と一緒にいれば、そういう人になるし、なまけている人といれば、自分も自然とそうなる。
『ジェイソン流お金の稼ぎ方』
人生どうなるかわからないし、最初から完璧な条件はわからない。
『ジェイソン流お金の稼ぎ方』
本当にやりたいなら、とりあえずやってみればいいんだよ。失敗してもいいじゃん。
『ジェイソン流お金の稼ぎ方』
毎日0.1%良くなるか悪くなるかとする。
『ジェイソン流お金の稼ぎ方』
一日だけであまりわかるような差ではない。ただ、1年間続くと重なっていく、44%スキルアップまたは30.6%スキルダウン
5. 感想とレビュー
本書『ジェイソン流お金の稼ぎ方』は、厚切りジェイソンさんらしい論理的で、飾り気のないストレートな語り口で書かれており、非常に実践的で分かりやすい一冊でした。
マーケティングの仕事をしていると、常に「お客様は何を求めているか(世の中で必要とされていること)」、そして自社や自社の製品が「何を提供できるか(できること)」という、本書の核となる2つの視点から物事を考えています。本書で提示される「稼げる仕事を判断する三角形」は、このビジネスの基本原則が、個人の「稼ぐ力」にもそのまま当てはまるのだということを明確に示しており、マーケティングに携わってきた私にとっても、非常に腹落ちするフレームワークでした。
特に、「好きなこと」を、それだけでは稼げないが「原動力」として捉えるという考え方は、非常に現実的で腑に落ちました。好きなことを仕事にしたいという若い人は多いですが、それがビジネスになるかどうかの視点が抜け落ちがちです。好きなことを「できること」に進化させ、それを世の中のニーズと繋げるというステップは、キャリアを考える上で、とても重要なアドバイスだと感じました。
「自分にしかできないことの見つけ方」として紹介されている、複数の能力を掛け合わせて希少な人材を目指すという考え方も、非常に実践的です。単に「一つの分野で一番になる」のは難しいですが、「この分野とこの分野を組み合わせれば、他の人にはマネできない」という視点を持つことで、自分自身の「市場価値」を高める戦略が見えてきます。私自身も、マーケティングという専門性に加えて、マネジメントスキル、そしてこうしてブログで情報を発信する力など、複数のスキルを掛け合わせて自分の価値を高めようとしています。
「稼ぐための基礎習慣」として挙げられている、「疑問を放置せずに考える」「先延ばしせず行動する」「失敗から学ぶ」という3つは、シンプルですが本当に強力です。これらは、ビジネスパーソンとして成長するために不可欠な習慣であり、これらが身についているかどうかで、長期的に見て「稼ぐ力」に大きな差が生まれるのだろうと確信しました。これは、私自身が部下を育成する上でも、最も重視したい習慣だと感じています。
また、新しいことに挑戦する際に、いきなり大きなリスクを取るのではなく、MVP(最小限の実行可能なプロダクト)という考え方を個人に応用して、低コストで小さく始めてみる、というアドバイスも非常に現実的で親切だと感じました。
厚切りジェイソンさんの、理論的でありながらも、自身の失敗談なども交えた正直な語り口が、本書の説得力を高めています。「コレだけやれば収入が増える」というような煽り文句だけでなく、「稼ぐこと」と「幸せ」はイコールではないといった、より本質的な問いかけがある点も、彼の誠実さを感じさせます。
総じて、『ジェイソン流お金の稼ぎ方』は、お金を稼ぐというテーマに、ビジネスの基本原則、個人のキャリア戦略、そして基本的な行動習慣という3つの側面からアプローチした、非常に体系的で実践的な一冊です。単なる金儲けの話ではなく、自分自身の市場価値を高め、より良いキャリアを築き、人生の選択肢を広げるための指南書と言えるでしょう。
6. まとめ
今回は、厚切りジェイソン氏の著書『ジェイソン流お金の稼ぎ方』について、著者の紹介、本書の概要、要約、ココだけは押さえたい一文、そして感想・レビューをお伝えしました。
本書の核となるメッセージは、お金を稼ぐための本質は、「自分にできるユニークなスキル」と「世の中のニーズ」を戦略的に組み合わせ(好きなことはその情熱の源とする)、それを「考える」「行動する」「学ぶ」といった基本的な習慣で磨き続けることにある、ということです。
本書では、「稼げる仕事を判断する三角形」(できること x 必要 x 好きなこと)というフレームワーク、複数の能力を掛け合わせて希少な人材になる方法、世の中のニーズの見つけ方、そして「疑問を放置しない」「先延ばしせず行動」「失敗から学ぶ」といった稼ぐための基礎習慣が、厚切りジェイソン氏のユニークな経験に基づいて分かりやすく解説されています。
私の個人的なレビューとしても、本書は「稼ぐ力」というテーマに、ビジネスの基本戦略と個人のキャリア戦略を結びつけた明確な視点を与えてくれた点が非常に有益でした。特に、「できること」と「世の中のニーズ」の両方を考えて行動すること、そして複数のスキルを掛け合わせて自分自身の市場価値を高めるという考え方は、日々の仕事や部下の育成、そして自身のキャリアを考える上で、すぐに活かせる実践的なヒントとなりました。
もしあなたが、
- 「お金を稼ぐ力」を身につけたい
- どうすれば収入を増やせるのか知りたい
- 自分に合った「稼げる仕事」を見つけたい
- キャリアアップのための具体的な方法を知りたい
- これから社会に出るにあたって、仕事選びのヒントが欲しい
- 「ジェイソン流お金の稼ぎ方 コレだけやれば収入が増える」というキーワードに興味がある
と考えているなら、ぜひ本書『ジェイソン流お金の稼ぎ方』を手に取ってみてください。
本書は、あなたの「稼ぐ力」を高め、より良いキャリアを築き、人生の選択肢を広げるための、実践的な考え方と行動指針を与えてくれる、まさに「お金の稼ぎ方」の「教科書」となる一冊です。
この本が、皆さんの収入アップ、そしてより豊かな人生を送るための一助となれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
日々の仕事やライフスタイルのヒントになればうれしいです。
X(Twitter)、Threads、instagram、Blueskyもやっているので、もしよかったら覗いてください。