「自分には個性がない」と悩んでいませんか?
あるいは、「周りと違うことをするのが怖い」と感じていませんか?
今回ご紹介する本は、そんなあなたの背中を優しく、かつ力強く押してくれる一冊です。
タイトルは『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』。
著者は、行動心理学の第一人者である池田貴将さんです。
AIが誰でも「正しい答え」を出せる時代になりました。
そんな今、最も価値があるのは「正解を出すこと」ではありません。
いかに自分らしく「ズレる」ことができるか。
その「ユニークさ」こそが、これからの武器になります。
本書の要約とレビューを通じて、その秘密を紐解いていきましょう。
1. 著者の紹介
著者の池田 貴将(いけだ たかまさ)さんは、行動心理学の専門家です。
早稲田大学在学中から、世界的な指導者のアンソニー・ロビンズに師事しました。
累計60万部を超えた『覚悟の磨き方 ~超訳 吉田松陰~』の著者でもあります。
池田さんは、単なる「やる気」ではなく「仕組み」を重視する方です。
心理学や行動科学をベースに、誰でも実践できる形に落とし込むプロです。
今回も、感情に振り回されず「動ける自分」を作る知恵を授けてくれます。
2. 本書の要約
本書は、ユニークな人が共通して持つ「思考の習慣」を解き明かした一冊です。
「ユニークさ」とは、生まれ持った才能ではありません。
それは、自分自身の感情をどう解釈し、どう動くかという「技術」です。
本書の重要なポイントを4つの視点で詳しく要約します。
「やってみたい」と感じても、経験がなければ“不安”で踏み出せず、
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
「やるべきだ」と分かっていても、“面倒くささ”に負けて腰が上がらず、
「できるかもしれない」と思っていても“プレッシャー”に気押されて手を挙げられない。
こうして私たちは「自分の意志で行動している」と思いながら、実際は「自分の感情」に支配されていることが少なくない。
① 「ズレる」ことを恐れない
ユニークな人は、他人と違うことを「不安」ではなく「耐性」として持っています。
彼らは感情の解釈がとても独特です。
「失敗したらどうしよう」ではなく「何を持ち帰れるか」を見ています。
自分の中で納得感があれば、周りの目は気にならなくなります。
「いい意味でズレている」ことこそが、唯一無二の価値になります。
私たちは無意識のうちに、自分が抱く「自己像」に合致する行動や結果を再現しようとする。
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
続けたい行動のあとには“快感”に意識を向け、最高の状態で終える
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
人生全体におけるルール、すなわち定義を決めているのは他でもない、自分自身である
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
まず、小さな宣言を行う。
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
何ら根拠は必要ない。
ただ、「私は意外と○○なんです」と誰かに伝えるだけでよい
② 自分の動機を「俯瞰」する
彼らは「なぜ自分がそう考えるのか」を常に客観的に見ています。
人が持つ6つのニーズ(安定、変化、貢献など)のうち、自分が何を求めているか知っています。
自分の「動機の裏側」を把握しているから、ブレないのです。
価値観を定期的にメンテナンスし、不要な雑音には耳を貸しません。
落ち込んだときも「問い」を変えることで、自分を立て直します。
人が従って動く「6つのニーズ」
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
・安定感
・変化
・重要感
・つながり
・成長
・貢献
『自分もこうなのだから、相手も同じだろう』とジャッジした瞬間、相手に対する影響力は失われる
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』

注意する時は、「環境」「行動」にフォーカスし、褒める時は「能力」や「価値観」、「人格」に焦点を当てる
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
③ 遊び心で「実験」する
「目標」を達成すべき重荷ではなく、遊び道具として捉えます。
やる気がなくても、先に予定を決めて自分を動かす工夫をしています。
「できる理由」を後付けで並べるなど、自分を乗せるのが上手です。
リーダーという肩書きがなくても、自らリーダーシップを発揮します。
深刻な状況も、メタファー(比喩)を使って軽やかに乗り越えます。
目標とは、自分の感情にスイッチを入れるために立てるもの
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』

「なぜ自分にはそれができると思うのか?」問いかけることで、行動を起こすためのエネルギーが内側から湧いてくる
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
④ 心に「余白」を作る
ユニークな行動を取れる人は、常に「楽しさ」を基準にしています。
学ぶことを「気持ちいい」と脳に刷り込み、自ら成長を楽しみます。
過去のスキルやキャラに縛られず、自由に使い回します。
「快適すぎる」場所には長居せず、常に新しい刺激を求めます。
この「心の余裕」が、他人にはないユニークな発想を生み出します。
思考と言葉にとって自分自身を開放する瞬間だけ、私たちは「自由を経験している」といえる
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
「私は常に成功しなければならない」
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
「私は誰からも好かれなければならない」
「人生は公平であるべきだ」
―これらは冷静に考えれば非現実的な期待である。
失敗しても、認められなくても、不公平に扱われても、自分の価値は変わらない
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
決断とは「迫られる前」にするべきものである。
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
「ここ、ちょっと快適すぎるな」
そう思った瞬間に、静かにボートのオールを握ることから始まる。
3. ココだけは押さえたい一文
「ユニークさとは才能ではなく、ズレることに耐性を持つという『技術』である。」
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
4. 感想とレビュー
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』を読んで、一番心が軽くなったのは「ズレてもいい」と思えたことです。
私たちはつい「まともでいよう」「損をしないようにしよう」と考えがちです。
でも、その守りの姿勢が、自分を「無個性」にしていたのだと気づきました。
本書のレビューとして特筆したいのは、第2章の「動機の裏側」の話です。
自分が何を大切にして動いているのかを知ると、選択に迷いがなくなります。
私は「変化」を求めているのだと自覚した瞬間、新しい挑戦が怖くなくなりました。
また、「5秒以上悩むと言い訳が始まる」という言葉も刺さりました。
直感で「やりたい!」と思った瞬間に動くための具体的な方法が満載です。
「自分には個性がない」と悩んでいる人にこそ、この本を読んでほしいです。
読み終わる頃には、自分の「変なところ」が愛おしい武器に変わっています。
問いを変えればいい景色が変わる。
『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』
景色が変われば、感情も行動も変わる。
そして、人生の進む方向すら変わっていく。
5. まとめ
池田貴将さんの『ユニークな行動を取れる人がいつも考えていること』。
この本は、あなたの内側にある可能性を掘り起こすためのガイドブックです。
要約でお伝えした通り、ユニークさは後から身につけられる「スキル」です。
AI時代において、あなただけの「ズレ」は最大の強みになります。
常識の枠から一歩はみ出して、自分らしい人生を楽しんでみませんか?
その一歩を踏み出す勇気を、この本が必ず与えてくれます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
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