【3分要約・読書メモ】不機嫌のトリセツ 黒川 伊保子 自分が不機嫌にならない方法

BOOKS-3分読書メモ-
スポンサーリンク

ご覧頂き誠にありがとうございます。
今回は「不機嫌のトリセツ」についての記事となります。

スポンサーリンク

■著者

黒川 伊保子
㈱感性リサーチ代表取締役、日本ネーミング協会理事、感性アナリスト
奈良女子大学理学部物理学科卒業後、コンピュータメーカーにて人工知能開発のエンジニアに。自然言語解析の現場に早くから従事し、1991年には、当時の大型機(メインフレーム)では世界初と言われたコンピュータの日本語対話に成功。現在はこの技術をネーミングに応用、企業ネーミングのコンサルタントとして、「いきなり核心に切り込み、腹落ちするネーミングを必ず見つけ出す、ドクターXみたいなコンサルタント」と呼ばれている。2020年には、コロナ禍の家族を救うために、家族のトリセツシリーズをコンプリート(『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』『娘のトリセツ』『息子のトリセツ』『家族のトリセツ』)。

■まとめ

・肯定だけではなく反論する時も、まず「いいね」で受け止める。

・提案は相手へのおもてなし(女性にとって)。
提案があったらまず「いいね」

「お昼どうする?」と聞くのはNG。
「ピザはどう?」と提案する。

「いいね」と「提案」が大切。

・家族との対話は基本5W1Hで初めてはいけない。
5W1Hの質問は(なに?どこ?いつ?)など命令と叱責で構成されている。
目標と合理的に達成する手段であって、心を通わす会話ではありえない。

・共感型の対話のはじめ方
①相手の変化に気づいて言葉にする。
 相手の変化に気づいて、褒める、ねぎらう、感謝する。
②頼りにする。
 「さすが」「知らなかった」「すごい」「世界一」「そうなんだ」
③社会的事案への意見を聞いてみる

・アドバイスを最初しない。
共感とねぎらいをして、アドバイスはその後。
真実を伝えてもしょうがない。
相手を「えこひいき」する。

・思春期の娘には、少し遠巻きでいる。
5W1Hは厳禁。
学校や友達のことをいろいろ聞いたり、スマホを見て「そのアプリ何?」と尋ねたりしない。
ファッションに理解できなくても「なんだそれ」と言わない。
気になることは妻に任せる。
父親はあくまで全幅の信頼を寄せている態を装う。

・娘には「相談事」を持ちかける。
相談事は、相手の好奇心と信頼を同時に感じさせる。

・女性の会話は共感で始まり、共感で終わる。
とにかく共感+同じ体験返し。
いきなり「こうすればいいのに」とアドバイスを返しても、ムカつかれるだけ。

・歯を磨くように、皿を洗い、おしりを拭くに床も拭く。
それは生きる営み。
家事は自立して生きることの証で、家事をしない、できないのは、自分でお尻を拭けないのと同じ。

・君は、君でいるだけで意味がある。
(自らの存在意義を)誰かに証明する必要はない。

■感想

妻のトリセツ』『夫のトリセツ』ベストセラーのトリセツシリーズ。家族間のイライラ、男女間のムカムカ、職場でのモヤモヤなど、日々の生活で自分の心が不安定になる人に読んでほしい一冊。

世の中でコントロールできるものは、自分の心しかない。環境、相手、社会こういったものはコントルールすることはできない。自分の心をコントロールすることが幸せの近道。

自分が不機嫌にならない方法はもちろん、不機嫌な相手への対処、そして、相手を不機嫌にさせない方法を身につけることができる。きっと、人間関係が円滑になり、毎日を気持ちよく快適に過ごせるようになるはず!

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。

その他の記事はこちら
背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
日々の仕事やライフスタイルのヒントになればうれしいです。

誰もが自分に愛着を持つことことが、幸せになる一番の近道
いくら頑張っても認められなかった20~30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。 凡人的戦略<ライフスタイル>自己愛...
【3分要約・読書メモ】勉強が面白くなる瞬間―読んだらすぐ勉強したくなる究極の勉強法
ご覧頂き誠にありがとうございます。今回は「勉強が面白くなる瞬間」についての記事となります。 ■著者 パク・ソンヒョク四方を田畑と海で囲まれた片田舎の村で育つ。塾さえもない不十分な環境で周囲より遅れて勉強を始めたが、「心」を鍛えれば環境や頭脳...
【3分要約・読書メモ】マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ 西口 一希
ご覧頂き誠にありがとうございます。今回は「マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ 」についての記事となります。 ■著者 西口 一希(にしぐち・かずき)Strategy Partners代表取締役。1990年大阪大学経済...

X(Twitter)Threadsinstagramもやっているので、もしよかったら覗いてください。

タイトルとURLをコピーしました