【3分要約・読書メモ】ごきげんになる技術 キャリアも人間関係も好転する、ブレないメンタルの整え方

BOOKS-3分読書メモ-
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ご覧頂き誠にありがとうございます。
今回は『ごきげんになる技術』についてレビューと要約の記事となります。

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1. 著者の紹介

佐久間宣行氏は、テレビプロデューサー、ラジオパーソナリティ、実業家として多岐にわたり活躍されています。テレビ東京時代には、「ゴッドタン」「青春高校3年C組」など、数々の人気番組を手掛け、現在は独立し、株式会社ノース・リバーを設立。ラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」では、パーソナリティとして人気を博し、多くのリスナーに支持されています。

2. 本書の概要

ごきげんになる技術』は、佐久間宣行氏が自身の経験をもとに、「ごきげん」に生きるための技術を解説した一冊です。常にポジティブでいることではなく、ネガティブな感情を受け入れ、コントロールすることで、メンタルを安定させ、自分らしく生きる方法を提案しています。人間関係、仕事、SNSとの付き合い方など、具体的な事例や実践的なアドバイスが満載で、読者は自分に合った「ごきげん」を見つけることができます。

3. 本書の要約

本書は、「ごきげん」に生きるための技術を、以下の6つの構成で解説しています。

1:ごきげんの定義とその重要性

  • 「ごきげん」とは、表面的に明るく、笑顔でい続けることではなく、「メンタルが安定し、ブレない軸を持つ状態」を指す。
  • この状態を維持することで、日々のストレスや不安に振り回されず、自分らしく生きられるようになる。
  • 著者自身、成功した今でもネガティブ思考や不安に悩むことがあるが、これらの感情を否定せず、うまくコントロールすることで「ごきげん」を保つ技術を確立した。

2:小さなご褒美を設定する:楽しみを未来に置く技術

  • 小さなご褒美を設定することで、目の前の困難を乗り越えるモチベーションを得ることができる。
  • Googleカレンダーなどのツールを使い、仕事とご褒美を色分けする方法は非常に効果的。
  • 仕事が忙しくても「この先に楽しみがある」と思えるため、モチベーションが維持しやすくなる。

3:ネガティブワクチンを打とう:不安を味方につける

  • ネガティブ思考は悪いものだと考えがちだが、「ワクチン」として活用することで、仕事やプロジェクトを円滑に進めることができる。
  • 不安やリスクを先回りして想定し、準備をすることで、細部にまで気を配れるようになる。
  • 結果的に、自分やチームをより良い方向へ導ける。

4:真面目な仕事は筋トレと考える:基礎力の重要性

  • キャリア初期の「つまらない仕事」を「筋トレ」として捉えることで、キャリアの土台が築かれる。
  • 地味な仕事や基礎的な業務をこなすことで、後々、大きな仕事を任されるための準備となる。
  • どんな業界でも基礎力を高めることが重要。

5:SNSとの付き合い方:心の距離を保つ技術

  • SNSは必要以上に他人と比較し、自分を追い詰めてしまう場になりがち。
  • 自分にとって負担になるフォローや閲覧を減らし、必要な情報だけを受け取る「心の断捨離」を勧める。
  • SNS上での他人の成功や楽しそうな投稿は、その人の人生のハイライトに過ぎないという視点を持つことで、心のバランスを保てる。

6:ごきげんになるための時間術:自分のための時間を確保する

  • 「ごきげん」を保つには、自分のための時間を確保することが欠かせない。
  • 仕事や家事に追われる中でも、短時間であっても「自分だけの楽しみ」を持つことで、心の余裕が生まれる。
  • 著者は忙しいスケジュールの中で、自分をリセットする時間を持つことを習慣化している。

本書全体を通して、著者は、ネガティブな感情を受け入れ、コントロールすることで、メンタルを安定させ、自分らしく生きる方法を提案しています。

4. ここだけは押さえたい一文

「ごきげんな状態とは、メンタルが安定していてブレない軸があること。」

ごきげんになる技術

ごきげんでいることは、体調を整えると同じようなもの。

ごきげんになる技術

どんなに経験を積んだり、成功してお金を手にしても、不安やネガティブな感情・悩みから解放されることは、一生ない。

ごきげんになる技術

人間が一日にできるジャッジには限界がある。差からこそ、自分のために有意義に使うと決める

ごきげんになる技術

好かれるためじゃなく、相手への敬意を伝える

ごきげんになる技術

「才能ある人と比較して、自分は確かに劣っているだろう。でも、だからといってこの仕事をやめるのか?」と、問いかける。

ごきげんになる技術

褒める・評価する以前に、後輩や部下を注意することを極力しない

ごきげんになる技術

自分の手持ちの武器をちゃんと理解して磨き、得意技を増やしていく作業と経験を積まないと、40代以降に勝負できない人間になる。

ごきげんになる技術

チャンスが来てから準備していたら、間に合わない。
チャンスが来る前に虎視眈々と準備だけはしておいた方がいい。

ごきげんになる技術

仕事をうまく回せる人は、常に客観視しながら期待に応えられる人
多少耳の痛いことを受け入れる素直さも必要。

ごきげんになる技術

リーダーとしての在り方に、人としての資質や魅力は全く関係ない。

ごきげんになる技術

20代では、描いていた世界と現実とのギャップを埋めれないことはよくある。

ごきげんになる技術

人生に勝者と敗者を作っているのは、あなた自身なのかもしれません。

ごきげんになる技術

成功と失敗という二元論の間にある曖昧なグラデーションの部分に、ほとんどの人生があると思うし、僕はそこが人としての情緒や面白さ、奥行きになると思う。

ごきげんになる技術

人に対してはポジティブであること。
最もシンプルで究極のコミュニケーションテクニック。

ごきげんになる技術

「褒め」こそ最強のツール。
人を褒めるって、すごくエネパ(エネルギーパフォーマンス)もコスパもいい。

ごきげんになる技術

「フレンドリードライ」な関係を保つ
手を抜かない、抜かれない。人を軽んじない、ナメられない。
尊重し合えるフラットな関係が理想。

ごきげんになる技術

5. 感想とレビュー

ごきげんになる技術』は、佐久間宣行氏の経験に基づいた、実践的な「ごきげん」の技術が満載で、非常に参考になりました。特に、ネガティブな感情を否定せず、受け入れてコントロールするという考え方は、多くの人の心に響くでしょう。

また、小さなご褒美を設定したり、ネガティブワクチンを打ったりするなど、具体的なテクニックが紹介されているので、読者はすぐに実践することができます。

本書は、日々のストレスや不安に悩んでいる人、自分らしく生きたいと願うすべての人におすすめです。

6. まとめ

ごきげんになる技術』は、佐久間宣行氏が自身の経験をもとに、「ごきげん」に生きるための技術を解説した一冊です。ネガティブな感情を受け入れ、コントロールすることで、メンタルを安定させ、自分らしく生きる方法を提案しています。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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