【3分要約・読書メモ】ジャパネットの経営 東大卒2代目の僕がカリスマ社長の後を継ぎ大事にしてきたこと

BOOKS-3分読書メモ-
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ご覧頂き誠にありがとうございます。
今回は『ジャパネットの経営 東大卒2代目の僕がカリスマ社長の後を継ぎ大事にしてきたこと』についての記事となります。

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■著者

高田 旭人
1979年長崎県生まれ。東京大学卒業。大手証券会社を経て、2004年、父・高田明氏が経営するジャパネットたかたの社長室長に着任。コールセンターや物流センターの責任者を務めた。2012年7月から副社長。2015年1月、社長に就任。

■ポジティブな自分を作るマイルール

・自信は努力から

自信がないという暇があったら、何か行動を起こしたほうがいい。
本物の自信とは、行動の積み重ねた実績の後についてくるもの。

やると決めたら、それを長く続けることが大切。

長く続けるコツは3つある。
①小さく、具体的な目標を立てる。
②人に言う。後で引っ込みがつかないように。
③一度決めたら迷わない。無になってやる。

・意識を変える前に、行動を変える

人間の成長には「意識・考え」の変化と「行動・言動」の変化という2つの側面がある。この2つのうち、行動・言動から変えるほうが早い。

・制約条件を受け入れる

何かを成し遂げようとするときに足かせとなってしまう条件のうち、変更が効かないモノを「制約条件」といいます。

まず「その制約条件は本当に制約条件なのか」を考えるところから始める。

「本当に課題解決を阻んでいる要因は何か」を考えると、解決策は見えてくる。

人生、仕事、どんなものにも制約条件はある。

自分の全身を阻む足かせを探し、取り除けるものは取り除く努力をする。そして最終的には制約条件を言い訳にせず、自分の人生は自分でコントロールすることを心がける。

それができれば人生は一気に充実してくるはずです。

・結果が出なくても行動を積み重ねる

プロフェッショナルになるための要素は2つ。
ひとつは、意志を持つこと。
同じ行動でも意思があるかないかでその成果、効果は全く違ったものになる。

行動に意志が伴っていると、圧倒的に成果が出やすい。
さらに、自分の意志で行動しているので、本人が楽しんでやっている。

意志を持って行動しない方が圧倒的に多い理由は、意志を持たない方が圧倒的に気楽だから。

意志を持たなければ、結果が出ないことを何かのせい、誰かのせいにできる。

できないのは自分のせいではなく、指示した人が悪い。そう考える。

プロフェッショナルになるための要素の2つ目は、アウトプットにこだわること。

プロ野球選手で、インプットで評価されたり、感動を生んだりする人はいません。

アウトプット(結果、成果)を出して初めて、プロ野球選手として認められる。いくら練習をたくさんしたとしても認められない。

成果を出すのは難しい。
この壁を乗り越えるために、成果が上がるまで一つひとつ行動を積み重ねるしかない。

・「自分の7割は、相手の5割」と心得る

人はだれしも、自分と相手の立場を比較してしまう。
それ自体は悪いことではない。
難しいのが「自分の方が」と思っている時に使う尺度に主観が入ってしまっていること。

自分からは、自分が相手のことを考えて行動している全部が見える。
一方、相手は自分のことを考えている深さの全部は自分からは見えない。
そして、自分に見えないモノに対する評価は低くなりがち。

自分が人に何かをしたときに、相手が喜んだり、感謝したりすることをあまり期待しない。

期待するとそれがなかった時にがっかりしてしまいそうになる。

下手すると、ちょっと恨むかもしれない。
それは本末転倒。

人には感情の波があり、響くポイントも人それぞれ違い、相性だってある。

・地味にバランスを取る

極端な議論をする方が人間は楽なもの。

ドラマでも、悪者と善人がはっきり分かれている話の方が分かりやすくて、誰にでも受け入れやすい。

バランスを取らず、極端に何かに祖せてしまうと目立つし、一時的には大成功を収めるかもしれません。

けれど必ずどこかで破綻する。

バランス良く、みんながハッピーになる解決策というのは、面倒くさいもので、面倒だから極端に走ると、無駄な衝突が生まれ、みんながアンハッピーになる。

世の中の幸せの総量を増やせる人とは、バランスを取れる人。

■感想

テレビ通販でおなじみのジャパネットたかた2代目社長の経営本。実は、髙田旭人氏が社長を継承してからもジャパネットの売り上げは伸びている。前社長:髙田明氏の感覚的な経営をシステムに落とし込んみ進化させたが髙田旭人氏。

この本では、ジャパネットの草創期と成長期、業績が停滞した移行期を経て、2代目にバトンタッチし、再成長に至る歩みが髙田旭人氏の目線で語られている。

ジャパネットの「働き方改革」と「組織マネジメント」は、自分たちの企業と照らし合わせると、良いモデルケースになる情報が満載です。

このブログでピックアップさせてもらったのは、「セルフマネジメント」。自らネガティブだった性格をどうやってポジティブに変えていったのか、丁寧に書かれている。

今の仕事、キャリアに不安や停滞感を感じている人にも読んでほしい本。

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。


背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
日々の仕事やライフスタイルのヒントになればうれしいです。

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