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今回は『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』についてレビューと要約の記事となります。
1. 著者の紹介
木下紫乃氏は、都内某所で昼スナック「スナックひきだし」のママとして、多岐にわたる年齢層の悩みに耳を傾けています。その一方で、キャリア支援の専門家としても活動しており、40代以降のキャリアに悩む人々に寄り添い、具体的なアドバイスを提供しています。
2. 本書の概要
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』は、45歳からの人生をより豊かに、そして自分らしく生きるための「やりたくないこと」をやめる勇気をくれる一冊です。昼スナック「スナックひきだし」を舞台に、様々な悩みを抱えた人々との対話を通して、読者自身が抱えるモヤモヤを解消し、新たな一歩を踏み出すためのヒントを与えてくれます。
3. 本書の要約
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』は、40代以降の読者が抱える様々な悩みに寄り添い、解決策を提示する構成となっています。
PART1 会社を辞めたことを正解にしたい人への処方箋
- 10年ぶりに役職なしを言い渡された46歳男性の事例を通して、縦ではなく横に広がる成長の可能性を示す。
- 会社を辞めた後のキャリアに悩む人々に対し、新たな視点と勇気を与える。
PART2 会社に「報われない片思い」をする人への処方箋
- 会社に報われない片思いをする48歳女性の事例を通して、会社を「腐れ縁の男」化しないための考え方を提示。
- 会社への過度な期待を手放し、自分自身の価値を見出すことの重要性を説く。
PART3 悩み多き真面目過ぎる人への処方箋
- 自分の存在価値が見いだせない一般職47歳女性の事例を通して、どこに出しても恥ずかしくない人生を送るための考え方を提示。
- 真面目すぎる人々に、もっと自分を解放し、人生を楽しむことの大切さを伝える。
PART4 会社に理不尽にフラれた人への処方箋
- 子会社へ出向を命じられた52歳男性の事例を通して、組織から「降りる練習」を始めることの重要性を提示。
- 突然のリストラに直面した55歳男性の事例を通して、「市場価値」に踊らされないための考え方を提示。
- 会社からの理不尽な扱いに悩む人々に対し、新たなキャリアプランを考えるきっかけを与える。
PART5 もうひと花咲かせるためのワークシート
- 自分の強みや価値観を見つめ直し、新たなキャリアプランを考えるためのワークシートを提供。
- 読者自身が「やりたいこと」を見つけ、「やりたくないこと」をやめるための具体的なステップを示す。
Bonus Session 男と女の生きづらさは表裏一体!?
- 男と女、それぞれの視点から見た生きづらさについて考察し、相互理解を深める。
- ジェンダーによる固定観念から解放され、より自由な生き方を模索する。
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』全体を通して、木下氏は、40代以降の人生をより豊かに、そして自分らしく生きるための考え方や具体的な方法を、読者に寄り添うような温かい言葉で伝えています。
4. ここだけは押さえたい一文
「45歳を過ぎたら『強みよりもネタで勝負』っていう心意気でどう?」
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』
50代くらいからは『貢献世代』
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』
何かで誰かに貢献しようと思った時に「やりたくないこと」を通じてより、「やりたいこと」を通じてする
情報は出せば出すほど自分に入ってくるもの。
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』
周りに親切にすれば、結局自分も得をする。
仕事は、機嫌よくできないと成果は出せない。
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』
自分で勝手に被害妄想に陥って消耗してしまうのはよくない。
仕事は100%になり過ぎると、知らないうちに周りにもそれを求めてしまう「圧」になる。
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』
「感情的にならない」
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』
「イライラした面倒くさい奴」にならない
「いい歳なんだからちゃんとしなくちゃ」と考えるより、
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』
「いい歳なんだからもっと好きにやる」と考える
・ライスワーク(給与):与えられた役割を果たす場
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』
・ライフワーク(ありがとうをもらう):興味があることをやる場
・ライクワーク(自分からありがとうと言う):好きなことをやる場
自分以外は全員リソース
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』
自分の見えていること、知っていることはほんの一部。
どの世代・環境の人からも教えてもらう
キャリアはアップもダウンもない。
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』
キャリアはその人が生きてきた、働いてきた軌跡
いつまでお金を払って学び続けるの?
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』
学んだことを「ギブする側」(=主催者)にさっさと回ってみる。
学んだことを社会に還元する
5. 感想とレビュー
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』は、40代以降の人生に悩む人々にとって、まさに「救いの手」となる一冊です。木下氏の温かい語り口と、昼スナックという親しみやすい舞台設定は、読者が自分の悩みを素直に語り、解決策を見つけるための安心感を与えてくれます。
特に、読者自身の経験を「ネタ」として捉え、それを強みに変えていくという考え方は、多くの人に勇気を与えるでしょう。失敗や挫折も、人生の貴重な経験として受け入れ、それを糧に次のステップへと進むことの大切さを教えてくれます。
また、ワークシートを通して、自分自身の価値観や強みを再確認し、具体的な行動計画を立てることができる点も、読者にとって大きな助けとなるでしょう。
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』は、40代以降のキャリアに悩む人、自分らしい生き方を見つけたい人、そして、過去の経験を糧に未来を切り拓きたいと願うすべての人におすすめです。
6. まとめ
『45歳からの「やりたくないこと」をやめる勇気』は、45歳からの人生をより豊かに、そして自分らしく生きるための「やりたくないこと」をやめる勇気をくれる一冊です。昼スナックを舞台に、読者自身の経験を「ネタ」として捉え、それを強みに変えていくという考え方は、多くの人に勇気を与えるでしょう。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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