「時間を無駄にせず、確実に良書と出会いたい」
PRESIDENT2025年12月5日号『超一流の本の読み方』の特集【最強ブックガイド】から【リーダーシップ】で紹介された書籍を10冊を紹介します。
最先端の組織論から、個人の内面にある「好き」の言語化、さらには歴史的な教訓や失敗の科学まで、幅広いテーマを網羅しています。
現代の複雑な環境において、真のリーダーシップとは何かを考えるための「思考の軸」を築くことができるでしょう。
1. ミネルバ式 最先端リーダーシップ
(黒川公晴 著)
この本は、最先端の教育機関であるミネルバ大学が提唱する新しいリーダーシップのあり方を解説しています。
予測不能な時代に求められる思考力、判断力、そして行動力を、どのように身につけ、実践するかを具体的に示しています。
従来の権威主義的なリーダー像から脱却し、共創と学習を重視したリーダーシップを学びたい人に最適な一冊です。
組織の未来を担う人材を育成するためのヒントが満載です。
2. 経営の力と伴走支援
(角野然生 著)
経営者が持つべき本質的な力と、その力を引き出すための「伴走支援」のあり方について深く掘り下げています。
単なるコンサルティングではなく、経営者と二人三脚で未来を創るという、新しい支援の哲学が描かれています。
組織の内側からの成長を促し、持続的なイノベーションを生み出すためのリーダーの役割を学ぶことができます。
特に、支援者やコーチの立場にある人にとって、支援の本質を捉え直すための貴重な示唆に富んでいます。
3. アオアシに学ぶ「答えを教えない」教え方
(仲山進也 著)
人気サッカーマンガ『アオアシ』を題材に、部下や後輩の自律的な成長を促すための指導法を解説しています。
リーダーは「答え」を教えるのではなく、「考えるヒント」を与えることが重要であるという哲学に基づいています。
失敗から学び、自分で課題を乗り越える力を育むための、具体的な問いかけやコミュニケーション術が満載です。
主体性を引き出し、チーム全体の能力を最大化したいリーダーにおすすめします。
4. 「好き」を言語化する技術
(三宅香帆 著)
リーダーシップの土台となる自己理解に焦点を当てた一冊です。
自分が「なぜ、何が好きなのか」を深く掘り下げ、言葉にする技術を解説しています。
この技術は、個人の情熱を明確にし、それを組織の目標と結びつける上で非常に重要です。
自己の軸を確立し、他者に自身のビジョンを明確に伝える力を養うことができます。
リーダーとしてのブレない軸を築くための、内省のツールとして活用できるでしょう。
5. 働くということ
(勅使川原真衣 著)
この本は、「働く」という行為の本質的な意味について深く考察しています。
単なる収入を得る手段としてではなく、自己実現や社会との関わりとしての「働くこと」の意義を問い直しています。
メンバー一人ひとりが仕事に意味を見出すことの重要性は、現代の組織運営において不可欠です。
働くことの価値をメンバーと共有し、エンゲージメントを高めたいリーダーが読むべき一冊です。
6. まず、ちゃんと聴く
(櫻井将 著)
効果的なリーダーシップの出発点となる「傾聴の力」に焦点を当てた実践的な指南書です。
相手の話を単に聞くのではなく、その背景にある意図や感情を深く理解するための技術を解説しています。
部下やチームメンバーの声を正しく聞き取ることは、信頼関係の構築と問題の早期発見に直結します。
「聴くこと」を通じて、メンバーの潜在能力を引き出し、心理的安全性の高いチームを創る方法を学べます。
7. 組織の盛衰
(堺屋太一 著)
歴史小説家である堺屋太一氏が、過去の巨大組織の興亡を通じて、組織の成長と衰退のメカニズムを鋭く分析した名著です。
リーダーの判断が、いかに組織の運命を左右するかという教訓を、歴史的な事実から学ぶことができます。
組織が陥りがちな罠や、変革のタイミングを見極めるための巨視的な視点が得られます。
組織の持続可能性について深く思考するための、歴史からの羅針盤となるでしょう。
8. 鬼時短
(小柳はじめ 著)
現代のリーダーにとって不可欠な「時間管理術」に焦点を当てた一冊です。
単に効率を上げるだけでなく、本当に価値のある仕事に集中するための「鬼のように徹底した時間短縮術」を提案しています。
リーダー自身の生産性を高めることは、組織全体の模範となり、ムダをなくす文化を創り出します。
限られた時間の中で最大の成果を出すための、実践的なスキルを身につけられます。
9. 失敗できる組織
(エイミー・C・エドモンドソン 著)
「心理的安全性」という概念を世に広めた著者が、失敗を恐れず、学びの機会とする組織の作り方を解説しています。
失敗を許容し、率直な意見交換ができる環境こそが、イノベーションの源泉であると説きます。
メンバーが安心して意見を述べ、挑戦できる風土を醸成するための、リーダーの具体的な行動がわかります。
リスクテイクを奨励し、学習する組織を築くための必読書です。
10. 規制の虜
(黒川清 著)
リーダーシップの視点を社会全体に広げる一冊です。
日本社会のイノベーションを阻む「規制の虜(Regulatory Capture)」という現象について、専門家の視点から鋭く批判しています。
既得権益や硬直化した制度が、いかに未来の可能性を摘み取っているかを理解できます。
組織の中だけでなく、社会全体を変革するためのリーダーの役割と、大胆な提言の必要性を考えさせられるでしょう。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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