2025年6月20日の日経BOOKPLUSに、話題の本 書店別・週間ランキング(2025年6月第2週)が特集されていた。サイトでは、丸善 丸の内本店、丸善 日本橋店、紀伊國屋書店 新宿本店の3書店で、ビジネス書、ノンフィクション、フィクション、新書、文庫など様々なカテゴリーランキングが紹介されている。本ブログでは、丸の内で働く40~50代の会社員が多いと思われる丸善 丸の内本店のビジネス(自己啓発)のランキングを紹介する。
【経営ビジネス書ランキング】
1. 本を読む人はうまくいく
(長倉 顕太 著)
読書が個人の成長や成功にいかに貢献するかを、多角的な視点から解説しています。単に知識を増やすだけでなく、思考力、問題解決能力、創造性を高めるための読書の技術が示されています。著者の経験に基づいた具体的な読書術や、本から得た学びを実生活にどう活かすかのヒントが満載です。読書を通じて自己変革を遂げ、人生を豊かにしたいと願うすべての人にとって、読書習慣を定着させ、その効果を最大限に引き出すための実践的なガイドとなるでしょう。読書が苦手な人でも、本書を読むことで本への向き合い方が変わり、新たな発見と成長の喜びを見いだせる一冊です。
2. 移動する人はうまくいく
(長倉 顕太 著)
「移動」という行為が、私たちの人生にどのような変革をもたらすのかを多角的に解説しています。物理的な場所の移動だけでなく、環境の変化、思考の転換、新たな人間関係の構築といった広義の「移動」が、個人の成長や成功に繋がることを示唆。停滞した状況を打破し、新しいアイデアやチャンスを掴むためには、積極的に「移動」することが重要であると説きます。国内外での様々な経験や、それに伴う心の変化を描きながら、読者自身が現状から一歩踏み出すための勇気と具体的なヒントを与えてくれます。現状に満足せず、常に新しい刺激を求め、自己成長を志すすべての人にとって、行動を促し、人生を豊かにするための指針となるでしょう。
3. 人が壊れるマネジメント
(橋本 将功 著)
プロジェクトや組織運営において、人を疲弊させ、そのパフォーマンスを低下させてしまう「アンチパターン」を具体的に50個挙げ、その原因と対策を詳細に解説しています。著者は、長年の経験から得た知見に基づき、良かれと思って行われているマネジメントが、いかに人々の心身を蝕み、チームの崩壊を招くかを示します。曖昧な指示、過剰な負荷、不適切な評価、コミュニケーション不足など、現場でよく見られる問題点を挙げ、それらを回避し、健全な組織を築くための具体的なアプローチを提示。管理職、チームリーダー、そしてプロジェクトに関わるすべてのビジネスパーソンにとって、自らのマネジメントスタイルを見直し、より効果的で人間中心の組織を構築するための、実践的な警鐘となる一冊です。
4. 人生の経営戦略
(山口 周 著)
激変する現代において、個人が「人生」という最も大きなプロジェクトをいかに経営していくか、そのための戦略的な思考法を提示しています。キャリア形成、スキルの習得、人間関係の構築、そして幸福の追求といった人生の様々な局面を、企業経営の視点から捉え直し、主体的にデザインすることの重要性を説きます。戦略的思考、ビジョンの設定、リソースの配分、そしてリスクマネジメントなど、ビジネスで培われるノウハウを個人の人生に応用することで、より充実した生き方を実現するためのヒントが満載です。将来への漠然とした不安を抱える人、現状を打破したいと願う人にとって、自らの人生を主体的に切り開くための羅針盤となる一冊です。
5. これからのキャリア開拓
(田中 研之輔/山口 裕二/野澤 友宏 著)
VUCA時代と呼ばれる不確実性の高い現代において、個人がいかにして自身のキャリアを自律的に「開拓」していくか、そのための具体的な方法論を提示しています。終身雇用神話の崩壊、AIの台頭、働き方の多様化といった環境変化を踏まえ、自身の強みを見つけ、市場価値を高めるためのスキル形成、異業種での挑戦、副業や兼業の活用など、新たなキャリアパスを切り拓くための実践的なヒントが満載です。キャリアに関する漠然とした不安を抱える若手ビジネスパーソンから、セカンドキャリアを考えるベテラン層まで、すべての働く人々が自分らしい働き方を見つけ、未来を切り拓くための羅針盤となる一冊です。
6. 両利きのプロジェクトマネジメント
(米山 知宏 著)
現代のプロジェクトマネジメントにおいて、既存事業の効率化(深化)と新規事業の創出(探索)という、相反する要素をいかに両立させるか、そのための「両利き」アプローチを詳細に解説しています。変化の激しいビジネス環境で成果を出すためには、過去の成功体験に固執せず、新たな価値を創造する視点と、既存プロセスを最適化する視点の両方が必要であると説きます。具体的なプロジェクト事例や、組織文化の構築、リーダーシップのあり方など、実践的なヒントが満載。プロジェクトマネージャー、チームリーダー、そして経営層にとって、イノベーションを生み出しながらも着実に成果を出すための、新たな視点と具体的な手法を提供する必読の一冊です。
7. 休息学
(片野 秀樹 著)
「休息」を単なる疲労回復の手段としてではなく、生産性向上、創造性発揮、そして心身の健康維持のための「戦略的な投資」と捉え、その科学的なメカニズムと効果的な休息法を解説しています。睡眠の質、休憩の取り方、リラックス法、そしてデジタルデトックスなど、最新の脳科学や生理学に基づいた休息の知識を紹介。忙しい現代社会において、いかにして質の高い休息を取り、パフォーマンスを最大化すべきか、具体的な方法論が詰まっています。ビジネスパーソンはもちろん、アスリート、クリエイター、そして多忙な現代を生きるすべての人にとって、心身のバランスを整え、持続可能なパフォーマンスを発揮するための、実践的なガイドブックとなる一冊です。
8. DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
(ビル・パーキンス 著)
「人生の最後に資産をゼロにする」という大胆な哲学を提唱し、その実践がいかに人生を豊かにするかを解説しています。単なる節約や貯蓄を推奨するのではなく、適切なタイミングで「経験」に投資することの重要性、そしてお金を使い切ることの幸福論を具体的に提示しています。人生の各ステージで最大のリターンを得るための「経験」への投資、健康寿命と資産の関係、そして子孫への遺産の考え方など、従来の資産形成の常識を覆すような視点が含まれています。お金と人生の豊かさについて深く考えさせられる一冊であり、より充実した人生を送りたいと願うすべての人にとって、新たな価値観を提供する刺激的なガイドブックとなるでしょう。
9. さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版ストレングス・ファインダー2.0
(ジム・クリフトン/ギャラップ 著)
自己の強み(才能)を特定し、それを最大限に活かすことで、仕事や人生のパフォーマンスを向上させるための実践的なツール「ストレングス・ファインダー」の最新版です。本書に付属するアクセスコードを使用してWebテストを受けることで、34の資質の中から自身の強みトップ5が明らかになります。強みに焦点を当てることで、苦手なことを克服するよりも、得意なことを伸ばす方が遥かに大きな成果に繋がることを示唆。キャリア開発、チームビルディング、リーダーシップ発揮など、あらゆる場面で自身の潜在能力を引き出し、より充実した人生を送りたいと願うすべての人にとって、自己理解を深め、行動を促すための強力な一冊となるでしょう。
10. 巨富を築く思考法
(ナポレオン・ヒル 著)
世界中で読み継がれる成功哲学の古典『思考は現実化する』のエッセンスを凝縮し、特に「巨富を築く」という側面に焦点を当てて、そのための具体的な思考法則を解説しています。目標設定、明確な願望、信念の力、自己暗示、そして行動計画など、成功者たちが実践してきた普遍的な原則を、具体的な事例を交えながら提示。単なる金銭的な成功だけでなく、精神的な豊かさや幸福も同時に追求することの重要性を説き、読者が自身の潜在能力を最大限に引き出すための具体的なステップを示しています。富を築きたいと願う人はもちろん、人生において何らかの目標を達成したいと考えるすべての人にとって、自己変革を促し、成功へと導くための強力なガイドブックとなるでしょう。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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