2025年4月18日の日経BOOKPLUSに、話題の本 書店別・週間ランキング(2025年4月第2週)が特集されていた。サイトでは、丸善 丸の内本店、丸善 日本橋店、紀伊國屋書店 新宿本店の3書店で、ビジネス書、ノンフィクション、フィクション、新書、文庫など様々なカテゴリーランキングが紹介されている。本ブログでは、丸の内で働く40~50代の会社員が多いと思われる丸善 丸の内本店のビジネス(自己啓発)のランキングを紹介する。
【ビジネス(自己啓発)書ランキング】
1. 人が壊れるマネジメント
(橋本 将功 著、ソシム)
プロジェクトを成功に導く上で避けるべき、人を疲弊させ、プロジェクトを失敗に導く可能性のある50個のアンチパターンを具体的に解説した書籍です。著者の橋本将功氏は、数々のプロジェクト現場で目撃してきた「人が壊れる」瞬間、つまり、メンバーのモチベーション低下、心身の疲弊、チームの崩壊といった事態を引き起こすマネジメントの悪癖を徹底的に分析し、その解決策を提示します。
2. 移動する人はうまくいく
(長倉 顕太 著、すばる舎)
「移動」という行為を通して、人生をより豊かに、そして成功へと導くための思考法と行動力を解説します。物理的な移動だけでなく、環境の変化、思考の転換、新しい人間関係の構築など、あらゆる「移動」がもたらす可能性に着目。停滞した状況を打破し、新たなチャンスを掴むための具体的なステップとマインドセットを学ぶことができます。現状を変えたいと願うすべての人におすすめの一冊です。
3. 歩く マジで人生が変わる習慣
(池田 光史 著、NewsPicksパブリッシング)
日常的な「歩く」という行為が、私たちの心身にもたらす驚くべき効果を科学的な根拠に基づいて解説します。ダイエット、健康維持、脳機能の向上、ストレス軽減など、歩くことの多岐にわたるメリットを紹介。さらに、効果的な歩き方、継続するための習慣化のコツなど、具体的な実践方法も提示します。手軽に始められる健康習慣を通して、人生をより豊かにしたいと考えるすべての人におすすめです。
4. 休息学
(片野 秀樹 著、東洋経済新報社)
本書は、「休息」を単なる疲労回復ではなく、パフォーマンス向上のための戦略的な要素として捉え、その科学的なメカニズムと効果的な休息法を解説します。睡眠の質、休憩の取り方、リラックス法など、最新の研究に基づいた休息の知識を紹介。質の高い休息を通して、仕事や学習の効率を高め、充実した人生を送るための具体的な方法を学ぶことができます。忙しい現代人にとって必読の一冊です。
5. 巨富を築く思考法則
(ナポレオン・ヒル 著、アチーブメント出版)
成功哲学の古典的名著『思考は現実化する』のエッセンスを凝縮し、巨富を築くための具体的な思考法則を解説します。目標設定、信念の力、自己暗示、潜在意識の活用など、成功に必要な普遍的な原則を提示。多くの成功者の事例を交えながら、読者が自身の思考を成功へと導くための具体的なステップを示します。自己啓発の原点とも言える一冊です。
6. シン読解力
(新井 紀子 著、東洋経済新報社)
AI(人工知能)研究の第一人者である著者が、現代社会においてますます重要となる「読解力」の本質を問い直します。単なる文字の理解を超え、文脈を読み解き、批判的に思考する力こそが重要であると指摘。AIには難しいとされる真の読解力を身につけるための具体的な方法論を提示します。教育関係者、ビジネスパーソン、そして情報リテラシーを高めたいすべての人におすすめです。
7. 頭のいい人が話す前に考えていること
(安達 裕哉 著、ダイヤモンド社)
頭のいい人がどのように考え、どのように言葉を選び、どのように伝えているのか、その思考プロセスと具体的なテクニックを解説します。論理的な思考力、相手に伝わる構成力、効果的な表現力など、コミュニケーション能力を高めるための実践的な方法を紹介。ビジネスシーンだけでなく、あらゆる人間関係において役立つ、コミュニケーションの質を高めるためのヒントが満載です。
8. 世界の一流は「休日」に何をしているのか
(越川 慎司 著、クロスメディア・パブリッシング)
世界で活躍する一流のビジネスパーソンたちが、どのように休日を過ごし、それをどのように仕事のパフォーマンス向上に繋げているのかを紹介します。単なる休息ではなく、自己投資、創造性の刺激、リフレッシュなど、目的を持った休日の過ごし方を解説。彼らの事例を通して、私たち自身の休日の過ごし方を見直し、人生をより豊かにするためのヒントを得ることができます。
9. 人生の経営戦略
(山口 周 著、ダイヤモンド社)
ビジネスにおける経営戦略の考え方を個人の人生に応用し、主体的に人生をデザインしていくための思考法を提示します。SWOT分析、ポジショニング戦略、差別化戦略など、経営戦略のフレームワークを個人のキャリアやライフプランニングに適用する方法を解説。不確実な時代を生き抜くための羅針盤となる一冊です。
10. DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
(ビル・パーキンス 著、ダイヤモンド社)
従来の「貯める」という考え方ではなく、「使い切る」ことで人生を最大限に豊かにするという新しい価値観を提案します。お金は人生を豊かにするための手段であり、経験や思い出に変えることこそが重要であると説きます。人生の各段階におけるお金の使い方、投資の考え方など、後悔しない人生を送るためのお金の哲学を学ぶことができます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
日々の仕事やライフスタイルのヒントになればうれしいです。
X(Twitter)、Threads、instagram、Blueskyもやっているので、もしよかったら覗いてください。