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今回は『「恥をかくのが怖い」から解放される本』に収録されている【自己診断テスト】についての記事となります。
『「恥をかくのが怖い」から解放される本』では、「恥」がどのように生まれるのか、「恥」を必要以上に感じてしまう人がいるのはなぜか、自分の問題の背景に「恥」があるのかを知るにはどうしたらよいのか、そして「恥」に働きかけ、取り自由な心を手に入れるにはどうすればいいのか、を分かりやすい言葉で説明している。
巻末には、あなたがどのくらい恥の感情という重荷を背負っているのか図ることができるテストが収録されています。自分がどれくらい恥を感じやすいか?診断したことがなかったので、興味のある方はぜひ試してください。
■自己診断テスト
あなたは恥に脅かされている?「恥をかくのが怖い度」
それぞれの質問の後ろに数字を書きましょう。
選択肢は5つです。
0=全く当てはまらない
1=少し当てはまる
2=一部当てはまる
3=ほぼ当てはまる
4=当てはまる
- 誰かが自分に強い興味を示すと、自分の欠点にまだ気づいていないだけだと思う。
- 他の皆が答えを知っていて、しかも自分も知っておくべきことについて質問してしまった時、穴があったら入りたい気分になる。
- 思い出すと、動揺してしまうような過去がある。
- 人付き合いは大変だと思うことがよくある。
- なんといえばよいかわからなくなくて黙り込んでしまった時、他の人にどう思われるか不安になる。
- 社交の場で、もう少し積極的でリラックスできたらよいのに、と時々思う。
- 質問を誤解して、頓珍漢な答えを返してしまうと、恥ずかしくて何日も気に病んでしまう。
- 大勢の人の前で何か話そうとして、誰も聞いていないことに気づくと、不安になって、そっとその場を立ち去りたくなる。
- 会話が途切れると、ストレスを感じ、必死に間を空けないようにしようとしてしまう。
- 自分の傷つきやすさを無防備に正直にさらけ出せる相手(セラピストや心理士などの専門家以外)は一人もいない。
- 仕事の後で呑みに行ったり、パーティーに参加したりすると、自分が言ったことが馬鹿みたいに思われなかったか、誤解されなかったか、ひどく気になる。
- 社交の場では、あえて心の内を見せないようにしている。
- 誰かを遊びに誘って断られると、自分が何か間違いを犯したのではないかと怖くなる。
- 自分自身と自分の感情をもっとコントロールする必要があると感じる。
- 口の端に食べ物がついていたり、歯にものが挟まったりしたまま人前に出ていたことに気づくと、その日一日、気分が沈んでしまう。
- 手が震えたら、何とかして必死で隠そうとする。
- ふいの来客時に、家が散らかっていて汚れていたら、数日間、気分が悪くなる。
- 会話が途切れて話題が思い浮かばなないと、動揺してしまう。
- 仕事でミスすると、他の人たちから見下されないかと怖くなる。
- 他の人にどう思われるのかが怖くて、したいことを我慢することがよくある。
- 自分の精神が崩壊しないか不安になったことが、これまでに一度以上ある。
- 顔が痙攣するほど悲しんでいることろを見られると、気まずい気分になる。
- 誰かから嘘をついていると言われると、自分が本当のことを言っているとわかっていても、自分のことを疑ってしまう。
- 誰かから嘲り、見下すような厳しい口調で言われても、やめてと言えない。そう言えるだけの価値が自分になるのか疑ってしまうからだ。
- 社交の場でしばしば疲れて、他の人より先に帰りたくなる。
数字をすべて足してみましょう。合計 〇〇〇点
合計すると、0~100の間の数字になるはずです。240人のデンマーク人にこのテストを行ったところ、平均値は44になりました。
点数の低かった人たちへ
自分がちょっとやそっとじゃへこたれないタフな人間であることを喜びましょう。
あなたが子供のころ、あなたのことを真に見つめ、理解し、愛情深くミラーリングしてくれた人が少なくとも一人はいたことでしょう。そうでもなかったとすれば、あなたの得点が低いのは、あなたがあなた自身と向き合い、しっかりとした自己感覚を気づいてきたためでしょう。
点数が高かった人へのアドバイス
高得点が出たことで、あなたが自分自身をより理解する助けになるよう願っています。今のあなたは幸い、あなた自身の愛情に満ちた目で見つめやすくなっていることでしょう。
あなたの人生が困難なのには、理由があります。
あなたが間違っているからではありません。
あなたは本来あるべき人間として生まれてきたのです。ですが、過去に起きた出来事が、あなた自身に深い不安感を残したのです。恥に脅かされながら人生を送るのは、非常に大きな負担でしょう。あなたはもっと幸せになれるはずです。
テストを通して「恥」に興味を持ったのなら、『「恥をかくのが怖い」から解放される本』がお勧め。
「恥」がどのように生まれるのか、「恥」を必要以上に感じてしまう人がいるのはなぜか、自分の問題の背景に「恥」があるのかを知るにはどうしたらよいのか、そして「恥」に働きかけ、取り自由な心を手に入れるにはどうすればいいのか、を分かりやすい言葉で説明している。
「恥」のマイナス面から解放されるメソッドの紹介だけでなく、ポジティブな面も紹介しています。心理学や自己啓発に興味がある人や、自分は間違っているとすぐ感じてしまう人には読んでほしい一冊です。
「恥」から自由になり、自分らしくいる勇気をくれる一冊。
最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。
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