「時間を無駄にせず、確実に良書と出会いたい」
NIKKEIリスキリングにて「年末年始に読んでおきたい2024年のビジネス書9冊」が特集されていたので紹介します。
今回は書店のビジネス書担当者に年末年始に読んでおきたいビジネス・経済書を推薦してもらった。対象にしたのは2024年刊行の本。
長めの休みの間にじっくり本を読んで、新年に向けて行動するきっかけにしてみてはどうだろう。
1:「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?
間違っているのは、「言い方」ではなく「心の読み方」
ビジネスで 学校で 家庭で ……
「うまく伝わらない」という悩みの多くは、
「言い方を工夫しましょう」「言い換えてみましょう」
「わかってもらえるまで何度も繰り返し説明しましょう」では解決しません。
人は、自分の都合がいいように、いかようにも誤解する生き物です。
では、都合よく誤解されないためにどうするか?
自分の考えを“正しく伝える”方法は?
「伝えること」「わかり合うこと」を真面目に考え、
実践したい人のための1冊です。
(Amazon商品説明文より)
2:わが投資術 市場は誰に微笑むか
個人資産800億円超。長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家・清原達郎。
咽頭がんで声帯を失い、引退を決めたいま、全人生で得た株式投資のノウハウを明かす
■新NISA完全対応! すべての投資家のバイブル誕生
私には後継者がいない。ならばすべてのノウハウを全部世の中に「ぶちまけてしまえ」という気持ちになった。今や株式市場は「個人が自由に儲けることができる市場」です。2024年からは新NISAも始まりました。「やらなきゃ絶対損」という個人にとっては夢のような制度です。(本書より)
■株式投資に才能など存在しない。「自分の失敗からどれだけ学んだか」だけだ。
(Amazon商品説明文より)
3:羽田と成田
本書では、冒頭、決して忘れてはいけない成田空港の歴史に触れ、その後、この歴史と切り離して考えることのできない羽田の再国際化がどのような経緯で進められていったか、更には、4本目の滑走路供用後の能力拡大によって羽田の国際線が急速に拡大していくことに伴い、二つの空港の間の国際線の分担関係がどのように変容していったかを述べていくこととする。そして最後に、羽田及び成田に代表される我が国の空港整備について、その全体を概観しつつ、公共事業を担う行政とは何かについて考えていくこととしたい。
(Amazon商品説明文より)
4:移動する人はうまくいく
【★「考えてばかりで動けない……」が消えてなくなる最高の方法】
【★人を行動させてきたプロが教える、移動で行動力&継続力を上げ、人生を好転させる秘訣】
編集者として累計1100万部!
数々のベストセラーを生み出し、人を行動させてきたプロが、
移動によって行動力&継続力が上がり、人生が豊かになる方法を紹介。
著者自らも移動することで年収がアップし、人間関係を充実させ、理想の毎日を手に入れてきました。
移動体質になれば、仕事、人間関係、お金、時間、やりたいこと、キャリア、インプット、自分磨き、教育、英語、子育て、コミュニティ、テレワーク、コンテンツビジネス、オンライン化、海外留学、ワーホリ……あらゆることが好転します。
(Amazon商品説明文より)
5:書いたら燃やせ
SNSでなんでも見せ、拡散する時代、
あたかも世界が「巨大な告白の場」と化しているこの時代に、
本書はあえて「何も共有しない」ことを勧める。
この本で次々に繰り出される質問に、
ときに考え、ときにインスピレーションに任せながら、
とにかく〝正直に〟答えてみる。
だれにも邪魔されないところで、好きなところを開いて、
過去、現在、未来について、
好きなことを、好きなだけ書いていく。
すると誰もが〝意外な〟自分に出会って驚くことに。
気づけば、自分のためだけの本ができあがっている。
意識していなかった自分がわかるのはちょっと怖い。
だけど、始めたらやめられない……
やった人だけがわかる面白さ
これは、ひとりで愉しむ思考ゲーム。
「秘密の告白」を愉しむ本
(Amazon商品説明文より)
6:技術革新と不平等の1000年史
ノーベル経済学賞受賞!
生産性が向上し、労働者は貧しくなった?
農法改良、産業革命、人工知能の進化まで、イノヴェーションの功罪を緻密に分析。『国家はなぜ衰退するのか』のアセモグルが長年の共同研究者と放つ決定的著作
生産性を高める新しい機械や生産方法は新たな雇用を生み、私たちの賃金と生活水準を上昇させる――これが経済の理屈だが、現実の歴史はしばしばそれに反している。
中世ヨーロッパにおける農法の改良は飛躍的な増産を実現したが、当時の人口の大半を占める農民にはほとんどなんの利益ももたらさなかった。船舶設計の進歩による大洋横断貿易で巨万の富を手にする者がいた一方で、数百万人もの奴隷がアフリカから輸出されていた。産業革命にともなう工場制度の導入で労働時間は延びたにもかかわらず、労働者の収入は約100年間上がらなかった。
なぜこのようなことが起きるのか? 圧倒的な考究により、「進歩」こそが社会的不平等を増大させるという、人類史のパラドックスを解明する。
(Amazon商品説明文より)
7:ムダがなくなり、すべてがうまくいく 本当の時間術
「いつも時間がない」「集中力や生産性を上げたい」「限られた時間を充実したものにしたい」……時間術本としてそんな想いに120%応え、ストレートにその方法を伝授。さらに人間が持つ本来のパフォーマンスの可能性を見つめ、人生を豊かにし、レベルアップするコツが1冊で身につきます。数ある「時間管理本」の決定版を目指したのが本書。日常の生産性や充実度、幸福度を上げたいと思っている……そんなすべての人へ!
(Amazon商品説明文より)
8:ちいさな会社のおおらかな経営
非効率、でも大切なことをていねいに、正直に。
100年続く老舗・木村石鹸の四代目が語る仕事論。
若い人が生き生き働き続けられる、
すこやかな職場のヒミツは、ルールはできるだけ設けない、
人が主役の「おおらかな経営」にありました。
ちいさな会社で、のびのび、すこやかに働くって、 みんなの憧れであり、願い。
会社に行くのが嫌じゃなくて、仕事をしている実感があって、 そのことをみんなで共有していて、
「こんな会社で働いています」って自慢できる会社は、理想に過ぎないのでしょうか。
IT企業からしぶしぶ家業を継いだ4代目が語る、
ちいさな会社を経営することの愉しさと戸惑い。
葛藤から「素手で」つかんだ経営論と働くことの意味。
(Amazon商品説明文より)
9:大きなシステムと小さなファンタジー
「あなたの雇い主は、実はシステムなのだ。」
──システムの力が強くなると、あなたが、時間が、関係性が、ことばが、手段になる。すべてが利用価値ではかられるようになる。現代の生きづらさの原因はここにある。
あなたがあなたであることから、それを互いに受け止め合うことから、やり直せないか。
クルミドコーヒーで、ぶんじ寮で、国分寺で。
何かとたたかうのではなく、何かを変えようとするのではなく、軽やかに、遊ぶように、「もう一つの道」を切り拓いてきた著者による、実践の記録。未来への展望。
種が土と出会い、芽を出し、やがて木へと育つように。一本の木が、まわりのいのちと関わりながら生態系を育み、やがて森へと育つように。
解き放とう、あなた自身を。
「一つ一つのいのちが大切にされる社会」はもう、すぐそこにある。
(Amazon商品説明文より)
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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