新しい年に目標を立ててみたり、何かを始めようと決心してみたり…
でも、気づけば三日坊主。
そんな経験、ありませんか?努力って、一番身近なのに、一番面倒で、一番後回しにしたくなりますよね。
「ストイックすぎるのは嫌だなぁ」
「そこまで頑張らなくてもいいか…」
そう思う気持ち、すごくよくわかります。
でも、人生は努力なしには成り立ちません。でも、安心してください!今日お話しするのは、無理に「頑張る」ことではありません。
今日のテーマは、あなたが幸せな人生を送るのを邪魔しているかもしれない、『5つの悪癖』を、思い切って手放すことです。これらの悪癖は、あなたの心や体、そして未来を少しずつ蝕んでいきます。
「自分には、もう無理だ…」と諦める前に、まずはこの5つの悪癖を、あなたの人生から「もうやーめた!」と叫んで、手放してみませんか?
さあ、あなたの人生を、もっと軽やかに、もっと自由に、そしてもっと幸せにする旅に、一緒に出かけましょう!
この記事は、キム・ダスルさんの『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』を参考に書かせていただきました。
1. なまけグセ ~「あとでいいや」の罠~
「あとでいいや」「明日からやろう」…そんな風に、やるべきことを先延ばしにする「なまけグセ」。これは、あなたの成長を止め、人生を停滞させる最も手ごわい敵です。
- 自己肯定感の低下:
先延ばしにしたタスクは、心の中にずっと残り続けます。「あれもこれもできていない…」という状態は、あなたを常に罪悪感と自己嫌悪でいっぱいにしてしまいます。そして、「自分はダメな人間だ」と、自己肯定感がどんどん下がっていきます。 - チャンスの喪失:
「あとでいいや」と先延ばしにしている間に、新しいチャンスが目の前を通り過ぎてしまうことがあります。たとえば、「明日から勉強しよう」と思った矢先に、興味のある分野のセミナーの募集が締め切られてしまう…なんてこと、ありませんか? - ストレスの増大:
やるべきことが溜まっていくと、あなたは常に「いつかやらなきゃ」というプレッシャーにさらされます。そのストレスは、あなたの心と体を蝕み、せっかくの休日も楽しめなくなってしまいます。
では、どうすれば、この「なまけグセ」を手放すことができるでしょうか?
それは、「完璧を目指さない」ことです。
- 「1分だけ」やる:
「今日は部屋を完璧に片付ける」のではなく、「1分だけ」片付けてみましょう。1分だけ、本棚を整理するだけでも、立派な一歩です。 - 「最初の一歩」を小さくする:
「毎日30分勉強する」のではなく、「教科書を開く」という行動だけでもいいのです。まずは、「最初の一歩」のハードルを徹底的に下げてみましょう。 - 「できたこと」を褒める:
たとえ小さなことでも、「できた!」と思ったら、自分を大げさに褒めてあげましょう。「今日も1分だけ頑張れた!すごい!」と口に出してみるだけで、次の行動へのモチベーションが湧いてきます。
「なまけグセ」を手放すことは、自分を追い込むことではありません。それは、「小さな一歩」を踏み出す勇気を持ち、その一歩を心から楽しむことです。この小さな勇気の積み重ねが、あなたの人生を、もっと軽やかなものにしてくれるでしょう。
2. 口の悪さ ~「ブーメラン」となってあなたを傷つける~
「もう、あの人ホント使えない!」「また失敗したよ、最悪…」そんな風に、つい愚痴や不満、悪口を口にしてしまう「口の悪さ」。これは、あなたの周りから人を遠ざけ、あなた自身の心を蝕む、恐ろしい悪癖です。
- 信頼を失う:
誰かの陰口を言う人を見て、「この人は、自分のいないところでも、私の悪口を言っているんじゃないか…」と、疑心暗鬼になりますよね。口の悪さは、あなたの人間関係における信頼を、根底から揺るがしてしまいます。 - ネガティブな感情の蓄積:
口に出した言葉は、一番最初にあなたの耳が聞きます。ネガティブな言葉を口にすればするほど、あなたの心はネガティブな感情で満たされ、自分自身を傷つけてしまいます。 - 運気を下げる:
ネガティブな言葉は、ネガティブな出来事を引き寄せると言われています。あなたが「最悪だ」と言えば、最悪な出来事が本当に起こるような気がしてきませんか?
では、どうすれば、この「口の悪さ」を手放すことができるでしょうか?
それは、「言葉を選んでみる」ことです。
- 「でも」ではなく「そして」を使う:
「今日は疲れた。でも、明日も頑張らないと」というネガティブな言葉ではなく、「今日は疲れた。そして、明日はもっと頑張れる!」という風に、言葉を変えてみましょう。 - 「最悪」ではなく「面白かった」を使う:
失敗した時に「最悪だ…」と嘆くのではなく、「まぁ、これもいい経験だ!」「面白かったな!」と、ユーモアに変えてみましょう。 - 「ありがとう」を口に出す:
何かをしてもらった時に、当たり前だと思わずに、「ありがとう!」と口に出してみましょう。感謝の言葉は、あなたの心と周りの人の心を温かく満たしてくれます。
「口の悪さ」を手放すことは、単に言葉遣いを良くすることではありません。それは、あなたの心をポジティブな感情で満たし、あなたの周りに素晴らしい人々を惹きつけるための、最もパワフルな行動です。あなたの言葉は、あなたの未来を創ります。
3. ぼろぼろの肌、ぷよぷよの体型 ~自分を大切にしないサイン~
「忙しいから…」と、スキンケアをさぼったり、コンビニ弁当ばかりになったり…。「ぼろぼろの肌、ぷよぷよの体型」は、あなた自身が、自分の体を大切にしていないサインかもしれません。
- 自信の喪失:
鏡に映る自分を見て、ため息をついていませんか?肌荒れや体型の変化は、あなたの自信を少しずつ奪っていきます。自信がないと、人前で話すのが億劫になったり、新しい服を着て出かけるのが嫌になったり、あなたの行動を制限してしまいます。 - 健康リスク:
食生活の乱れや運動不足は、見た目だけの問題ではありません。それは、様々な病気のリスクを高め、あなたの未来を脅かします。 - エネルギー不足:
不健康な体は、あなたのエネルギーを奪います。仕事や趣味を楽しむための気力も湧かず、毎日がなんとなく憂鬱な気分になってしまいます。
では、どうすれば、この悪癖を手放すことができるでしょうか?
それは、「自分を労わる」ことです。
- 「完璧」じゃなくていい:
「毎日ジムに行く!」と決める必要はありません。「毎日5分だけストレッチする」「一駅分だけ歩いてみる」など、できることから始めましょう。 - 「食べる」ことを楽しむ:
健康的な食事を「我慢」と捉えるのではなく、旬の食材を選んでみたり、彩りを意識してみたり…「食べる」ことを楽しむことから始めてみましょう。 - 「自分ケア」の時間を設ける:
どんなに忙しくても、1日15分、自分のためだけの時間を設けましょう。お風呂にゆっくり浸かったり、フェイスパックをしたり…。この時間は、あなたを大切にするための、とても貴重な時間です。
「ぼろぼろの肌、ぷよぷよの体型」を手放すことは、誰かに褒められるためではありません。それは、あなた自身の心と体を大切にし、あなたの人生をより豊かに、そしてエネルギッシュなものにするための、最も重要な行動です。
4. ダメな習慣 ~あなたの成長を止める見えない壁~
「毎晩スマホをダラダラ見てしまう」「ついつい夜更かしをしてしまう」…こうした「ダメな習慣」は、あなたの人生を停滞させる、見えない壁です。
- 時間の無駄遣い:
「毎日、なんとなくスマホを2時間見ていた…」その2時間で、あなたは新しい本を読んだり、スキルアップのための勉強をしたり、趣味に没頭したりできたはずです。ダメな習慣は、あなたの貴重な時間を奪います。 - 集中力の低下:
SNSの通知や、動画サイトの誘惑…。私たちの周りには、集中力を妨げるものが溢れています。ダメな習慣は、あなたの集中力を少しずつ低下させ、仕事や勉強の効率を下げてしまいます。 - 負のループ:
夜更かしをする→寝不足になる→日中、集中できない→疲れて早く寝る→しかし、また夜更かしをしてしまう…という負のループに陥っていませんか?ダメな習慣は、あなたの人生を、悪循環のサイクルに巻き込んでしまいます。
では、どうすれば、この悪癖を手放すことができるでしょうか?
それは、「良い習慣に置き換える」ことです。
- 「寝る前にスマホを見る」をやめる代わりに、「寝る前に本を10ページ読む」に置き換える。
- 「朝、ベッドからなかなか出られない」をやめる代わりに、「朝起きたら、まず水を一杯飲む」という習慣に置き換える。
- 「仕事が終わったら、まずテレビをつける」をやめる代わりに、「仕事が終わったら、まずお気に入りの音楽を聴く」という習慣に置き換える。
「ダメな習慣」を手放すことは、何かを「我慢」することではありません。それは、あなたの人生をより豊かにしてくれる「良い習慣」を、あなたの人生に招待することです。
5. あきらめグセ ~「どうせ無理」の呪い~
「どうせ自分には無理だ」「やっぱり自分には向いてない…」と、すぐに「あきらめグセ」が顔を出す。これは、あなたの可能性を摘み取り、あなたの人生を、あなたが望む場所ではないところに留めてしまう、最も根深い悪癖です。
- チャンスを逃す:
「どうせ無理」と思ってしまえば、あなたは新しいことに挑戦する機会を自ら手放してしまいます。それは、あなたの人生の可能性を、あなた自身の手で閉ざしてしまうことになります。 - 成長の停止:
失敗から学ぶことができない人は、成長できません。しかし、「あきらめグセ」がある人は、失敗を「もう無理だ」と判断し、そこから何も学ぼうとしません。あなたの成長はそこで止まってしまいます。 - 後悔の念:
「あの時、諦めなければよかった…」という後悔は、あなたの人生を重くします。「あきらめグセ」は、あなたの未来に、決して消えることのない後悔の影を落としてしまいます。
では、どうすれば、この悪癖を手放すことができるでしょうか?
それは、「失敗を愛する」ことです。
- 「失敗は成功の母」という言葉を信じる:
失敗は、単なる「失敗」ではありません。それは、あなたの成功に必要な「学び」というデータです。 - 「実験」だと思ってやってみる:
「成功させなきゃいけない」と重く考えるのではなく、「このやり方でうまくいくか、ちょっと実験してみよう!」という、軽い気持ちで挑戦してみましょう。 - 「できない自分」を許す:
「完璧な自分」であろうとしないことです。私たちは、完璧な人間ではありません。失敗して当たり前、できないことがあって当たり前なのです。そんな「ダメな自分」を許し、愛してあげることで、あなたは失敗を恐れずに挑戦できるようになります。
「あきらめグセ」を手放すことは、無理に頑張ることではありません。それは、「失敗」というあなたの人生の貴重な財産を、心から愛し、次の挑戦へのエネルギーに変えることです。
まとめ
今回のテーマ「『5つの悪癖』を今すぐ手放す」は、あなたが幸せな人生を歩むのを邪魔しているかもしれない、日常に潜む小さな悪癖について深く探求してきました。
「なまけグセ」は、完璧を目指さず、小さな一歩から始めることで手放せます。
「口の悪さ」は、言葉を選び、感謝の気持ちを伝えることで、あなたと周りの人を幸せにします。
「ぼろぼろの肌、ぷよぷよの体型」は、自分を労わる習慣を身につけることで、自信とエネルギーを取り戻せます。
「ダメな習慣」は、良い習慣に置き換えることで、あなたの人生をポジティブなサイクルに乗せてくれます。
そして、「あきらめグセ」は、失敗を愛し、実験のように楽しむことで、あなたの可能性を無限に広げてくれます。
これらの悪癖を手放すことは、ストイックな努力ではありません。それは、あなたの人生を縛り付けている「見えない鎖」を、一つずつ外していくことです。
「努力なんて面倒だ」という気持ち、すごくよくわかります。でも、この悪癖を手放す努力は、きっとあなたの人生を、もっと軽やかに、もっと自由に、そしてもっと幸せなものにしてくれるでしょう。
さあ、今日から「もうやーめた!」と叫んで、あなたの人生を、あなたが本当に望む方向へと変える一歩を踏み出してみませんか?
詳しく知りたい方は、キム・ダスルさんの『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』をを手に取ってください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
日々の仕事やライフスタイルのヒントになればうれしいです。
X(Twitter)、Threads、instagram、Blueskyもやっているので、もしよかったら覗いてください。