いくら頑張っても認められなかった20~30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。
凡人的戦略<ライフプラン>
成長は雰囲気
誰しも成長を実感したいと思っている。
このままでいいのか?
正しい道を進んでいるのか?
充実感がない。
こういった悩みを持つビジネスパーソンは多いのではないでしょうか?
話を聞くと、
「成長の実感が欲しい」
という言葉をよく聞きます。
気をつけてください!
「成長」って、何ですか?
「成長」は目には見えません。
資格を取る、昇進する、給与が上がる。
こういった「目に見える成長」は分かりやすいですが、
そんなに頻発しません。
昇進は、多くて年2回。
資格も、合格するのは一瞬ですが、
その前に勉強する期間が長く、その間に「成長」実感はありません。
「目に見える成長」を獲得する前の努力の最中は、「成長」していないのでしょうか?
そんなことありません!
日々「成長」しています。
「成長」は雰囲気みたいなものです。
「成長」には実態がなく、
「なんとなく」感じるものです。
「目に見える成長」、「形のある成長」だけ目を向けていると
日々の成長に気づくことはできません。
「なんとなく気持ちいい」
朝起きて、カーテンを開けた時の気分のように、「成長」を感じる。
昇進、出世、賞与などは、今のポジションの「タテ」の成長とすると
「ヨコ」の成長に目を向ける。
「タテ」の成長は、毎日することができないので、
「ヨコ」の成長を意識する。
そこには、明確な報酬、獲得はないでしょう。
「成長」の雰囲気を感じるのです。
たとえば、違う業界の本を読んで、理解を深める。
「あ、これってそういうことか」と分かった瞬間。
隣の部署の役職者とランチに行く。
「自分の気づいていなかった指摘をもらう」瞬間。
その「成長」の雰囲気をしっかり気づくことが、
「成長実感」に繋がります。
何をもって「成長」をするのか?は自分次第です。
昇進、出世、賞与など形あるものだけを「成長」とするのは、それ以外の時間が多くなりすぎてしまいます。
ちょっとした変化、ちょっとした気づき、ちょっとした希望。
それが「成長」です。
どんな小さな一歩でも、前進することが大事です。
その一歩は、もしかしたらとても小さいかもしれない。
長い間、小さな一歩しか進めないかもしれない。
それでも、前進しています。
大きな一歩を常に踏み出す人ばかりではなりません。
小さな一歩の連続が大きな前進に繋がります。
小さな一歩が踏み出さない人は、
大きな一歩も踏み出せません。
「成長」の雰囲気を感じてください。
変化に対して目と、耳、心を研ぎ澄ませてください。
成長を求めて転職するようなことをする前に、
今の自分のポジションでヨコの成長をトライしてみてください。
まだまだできることがあるのではないでしょうか?
違う職場に行って、一時的に給与が上がるかもしれません。
しかし、毎日昇進することはなく、すぐ同じ悩みに突き当たります。
分かりやすい役職、給与、賞与で、成長を実感していると息切れします。
努力して結果が出ればいいですが、
出世しなければ、「成長」できなかったことになってしまいます。
それでは、日々の充実は得られません。
「成長」は雰囲気です。
「なんかいい感じ」そんな風に「成長」が実感できる瞬間を増やす。
それだけで、手ごたえのある日常になります。
何の変化もない一日はありません。
ヨコ方向を意識して、0.1歩でも変化を起こせば、
「成長」の雰囲気を感じとれます。
カタチあるモノに囚われず、
カタチないモノに目を向けることが大切。
すぐに結果を求めないで、じっくり前に進む。
タイパ、時短と言って、早く結果を出すことが良いこととされているが、現実にそんなすぐ結果が出ることはない。
20代で起業して大成功!そな人もいるかもしれませんが、
大砂漠の砂一粒のことです。
飛びぬけたサクセスストーリーが拡散し、それがメインストリームのように感じる。
極端な事例しかメディアも取り上げないし、SNSでも拡散されません。
通常ではありえないから拡散する。
それがわかっていないと、時間軸の違いに苦しみます。
結局、小さな一歩を進むしか方法はない。
大きな一歩ではないかもしれないが、続けることで必ず目標に近付いている。
成長は雰囲気
タテ、ヨコ、ナナメでも、変化を起こす小さな一歩を踏み出して、それをしっかり感じ取る
最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。
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