「完璧主義」より「完了主義」 「YES、AND」の精神で、加点を積み重ねる働き方。

凡人の戦略-僕が部長に慣れた理由-
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いくら頑張っても認められなかった20~30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。

凡人的戦略<ワークスタイル>
「完璧主義」より「完了主義」

『仕事に完璧を求めない。』

これって、当たり前のことだけど、
なかなかできない。

上司から急に仕事が降ってきたときに
あなたならどうしますか?

どう考えても、その納期では間に合いません。

「難しいです。」
「その納期では無理です。」

つまり「NO」と回答しますか?

僕なら、「YES、AND」と回答します。

まず、「YES」で回答。
そこから、納期がタイトであることを説明し、

「ドラフト版で進行してブラッシュアップしていくのはどうですか?」
「過去の実績を参照したバージョンで進行するのはどうですか?」

など、上司のスケジュールを尊重しつつも、
納品可能な方法を探ります。

「NO」と答えるのは、
上司の依頼を完璧にこなそうと考えている。

「YES、AND」は、
上司の依頼をまずは完了させることを考えている。

多くの人が、世の中を二項対立で考えすぎている。

「できる」or「できない」

だから、完璧にこなすことができないと
「NO」と答えてしまう。

自分の部署の仕事ではない。
納期が短すぎる。
もう作業を進めている。

こういったシチュエーションでも、
完璧主義では、「NO」となるが、
完了主義の「YES、AND」で考える。

「どうしたら、この課題を完了できるのか?」を考える。

100%の成功、
100%の正しい選択、
そんなものは、はない。

世の中は、マーブル模様。

正解と不正解
成功と失敗
売上と粗利
短期と長期
様々な対立構造がある。

どちらかではなく、
どちらも。

プロジェクトを進行する時も
完璧主義より完了主義

とにかく失敗を避ける。
細心の注意をして、
調査を繰り返し、
過去の実績を踏襲する、
新しいことはできるだけ避ける、
見込みを固くする。

いつになったら実行するのか?
失敗しないようにするために
多くの時間を費やす。

それが完璧主義のワークスタイル。
減点されない働き方。

高度経済成長期は、市場自体が拡大していたので、
それでよかったかもしれない。

今は、VUCA時代
VUCAとは、物事の不確実性が高く、将来の予想が困難な状況。

経済の成長は止まり、変化が激しく、
今日の成功が、明日の失敗かもしれない世界。

VUCA時代では、
完璧を目指すのではなく、
7割でもどんどん完了させて進めていく。

そして、改善を繰り返し、
完璧に近づける。

小さくトライをして、小さく失敗する。
失敗の中で兆しを見つける。
やってみないとわからないから、
とにかくアクションを積み重ねる。

完了主義こそ、今のワークスタイル。
加点を積み重ねる働き方。

「完璧主義」より「完了主義」

最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。

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