いくら頑張っても認められなかった20~30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。
凡人的戦略<働き方>
ストレートよりジャブ
仕事で成功したいなら、ジャブを憶える。
ボクシングでは、
「左を制すものは世界を制す」と言われています。
この言葉で「左」とされているのはオーソドックス(右利き)の選手にとっての「左ジャブ」のことを指しています。
「左を制すものは世界を制す」とは、
「ジャブを制するものは世界を制す」という意味です。
ジャブはボクシングの基本中の基本動作でありながら、最も重要な攻撃と言われています。
ジャブを巧みに使いこなすことで、試合の主導権を握ることができる。つまりは、負けない試合ができる。
では、仕事の上でジャブとは何でしょうか?
こがゆうが考える仕事の上のジャブは、「小さなトライ&エラー」です。
上司に企画書を作成するときは、
いきなり完成版を提出するのではなく、何回も確認します。
30%の段階で方向性を確認し、
70%の段階で全体像を確認。
そして100%を提出します。
こうすることで、3つの良いことがあります。
①安心感アップ
上司は、部下が自分の言った通り動くか?基本的に不安に感じています。
早い段階で相談することで、自分の言った通り計画的に動いていることで安心します。
②信頼感アップ
早い段階で相談されることで、頼りにされると上司は感じます。
上司の意見を聞いて次回の提案時に修正が反映していれば、あなたへの信頼感はアップするでしょう。
ここで気をつけたいので、上司に「どうしましょう?」と意見を求めてはいけません。
上司は、あなたより忙しい。
それなのに、考えるのはあなたの仕事なのに、それを上司に考えさせるのは、評価を落としかねません。
相談する時は、上司がYES or NOで答えられるようにする。
自分がつくったものに対して、YES or NOのヒアリングや、
3パターン用意して、どれか選んでもらうなどが良いです。
なるべく上司に脳みそを使わせないで相談するのが重要です。
③生産性アップ
上司に複数回確認して方向性を決めているので、完成版を提出する時に大幅な修正指示をもらう可能性を押さえることができます。
事前に相談していない場合、大幅な修正するような指摘をもらい、デッドラインを死守するために、残業や徹夜、他の仕事の調整など、追加の業務が発生します。
「小さなトライ&エラー」はほかにもあります。
例えば、会議中の発言。
多くの人は、積極的に発言はしたくないです。
間違ったことを言いたくない。
すでに説明をしてくれることかもしれない。
分かっていないのは自分だけ?
「恥をかきたくない」
「失敗したくない」
そんな思いでしょうか。
これも、「小さなトライ&エラー」です。
会議で発言で失敗しても、多くの人はあなたの発言を憶えていません。
というか、他人に興味がある人は少ないです。
失敗を憶えているのは、自分だけ。
しかも、自社の会議であれば、発言による失敗のリスクは、さらに低くなります。
間違っても、恥はかくかもしれませんが、大きな損出が出ることもありません。もちろん死ぬこともないでしょう。
理解してから発言するのではなく、
まず発言する。
発言することを決めて、その後に内容を考えるぐらいでいい。
そうすると資料説明はしっかり聞くし、他人の発言もよく聞くようになります。
さらに何度か発言に失敗したとしても、だんだんポイントがわかってくれば、発言の精度が上がってきます。
そうすることで周りの人たちに成長している姿をアピールすることに繋がります。
失敗していた時期とのギャップが、逆にアピールになる。
誰もがみんな、小さな失敗を恐れていますが、
それは、練習もしないのに水泳をマスターするようなものです。
手をバタバタ動かさないで、
いきなり泳げるようになる人はいません。
水泳では当たり前のことなのに、仕事になるとそれに気づいている人は少ない。
「ジャブを制する者は、仕事を制す」
「小さなトライ&エラー」のジャブを沢山打って、
フィニッシュのストレートを決める。
ストレートに全体重をかけず、むしろ、ジャブを数打つことに集中する。
それが成功の定石。
凡人的戦略<働き方>
「小さなトライ&エラー」を制する者が、仕事を制す
小さな恥を積極的にかくことが成功の近道
最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。
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