いくら頑張っても認められなかった20~30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。
凡人的戦略<モチベーション>
やる気を戦略的にアップする
誰にだってやる気が出ないときがあります。
企画書を作らなければいけないが、どうしても始められない。
机に座ったが、SNSを見てしまう。
どうしても集中できない。
「やる気」つまり、行動にうつす「モチベーション」をコントロールすることは、ビジネスだけでなく、あなたの人生に大きな影響を与えます。
仕事におけるモチベーションに関して、メリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグによって提唱されたモチベーション理論「ハーズバーグの動機づけ・衛生理論」が参考になります。
ハーズバーグの動機づけ・衛生理論では、やる気につながる要因には、動機づけ要因と衛生要因があると解説されています。
■動機づけ要因とは
仕事に対する満足感ややる気をもたらす要因で、満たすことで満足感が得られ、やる気が増していきます。
具体的には、次のようなものがあります。
- 仕事の達成感
- 責任範囲の拡大
- 能力向上や自己成長
- チャレンジングな仕事
- 承認
- 昇進
■衛生要因とは
不満をもたらす要因で、満たされれば不満が解消されますが、能動的に働くよう動かされるわけではありません。
具体的には、次のようなものがあります。
- 会社の方針
- 管理方法
- 労働環境
- 作業条件(金銭・時間・身分)
- 福利厚生
- 人事労務体制
- 職場の人間関係
「動機付け要因」と「衛生要因」の両方が満たされることでモチベーションが保たれ、仕事への満足度は向上されると考えられています。
「動機付け要因」は、アクションを起こした結果に得られるものが多く、まずは小さな成功を作り、その成功体験がモチベーションに紐づいて、次のアクションに結びついていきます。
個人的には、それがわかっていても、日々のモチベーションを維持するのは難しく、実は、衛生要因がポイントじゃないかと考えています。
衛生要因と言っても、会社の方針、管理方法、人事労務体制などの大きな枠組みではなく、もっと狭い範囲の環境です。
例えば、PC環境や仕事の机周り、スナックなど、仕事の環境を整えてモチベーションを高めています。
お気に入りのマウス
書きやすいペン
好きな味のグミ
着心地のいいシャツ
座りやすい椅子
ノイズキャンセリングイヤホン
など
自分の半径1mの衛生要因を整えることで、最初の一歩目は踏み出しやすくなります。
モチベーションは、自転車と同じ。
最初の一歩が一番重い。
一度動き出せば、2歩目、3歩目はどんどん軽くなっていく。
スピードが出れば、大きな負荷がなく自転車がこげるように、やる気も最初の一歩を踏み出せば、後は勝手にモチベーションが高まっていく。
どうやって、一歩目を踏み出すか?
それがモチベーションを高めるコツ。
やる気が出ないとき、「動機付け要因」と「衛生要因」を分けて考えてみる。
特によく考えてほしいのが、基本的な「衛生要因」。
よく考えてみたら、「睡眠不足」が原因ということもある。
みんな甘く見ているかもしれないけど、「食事」「睡眠」「運動」は高いモチベーションを維持するためには、とても重要。
成功者の人は、「食事」「睡眠」「運動」に気を配っている人が多い。
バランスの良い食事をとり、
充分な睡眠時間を確保して、
適度に運動する。
これをするだけでも、あなたの人生は激変する。
こがゆうの場合は、睡眠が課題でした。
枕やベットを変えても、なかなか改善できないでいました。
そんな時、株式会社コルク 代表取締役社長の佐渡島 庸平さんが、活動計を腕につけて睡眠指数を測定し、それによって、睡眠質を高めていることを知った。
早速、真似してみると、自分の睡眠の質が低いことが数字で確認できた。この「数字」で確認できる点が、ポイント。
数字で出ると、改善したくなる。
毎日測定結果を見て、自分になり工夫をし始めた。
やって試してみると、どんなに早く寝たとしても、飲酒をすると睡眠の質が悪くなることも分かり、自然とお酒を飲む回数も減って、最終的に仕事の付き合い以外での飲酒はしなくなりました。
飲酒をやめることで、睡眠の質が上がるだけでなく、腸の調子も良くなり、明らかに体調も良くなりました。
「食事」「睡眠」「運動」は、身体を作る基本。
この基本をおろそかにしていると、「やる気」「モチベーション」を高めることはできません。
やる気を高めるには、「動機付け要因」と「衛生要因」を考える。
その中でも、自分の身近な「衛生要因」に着目してください。
意外に、「食事」「睡眠」「運動」のどれかを改善するだけで、大きな変化があるかもしれません。
最後まで読んでいただきて、ありがとうございました。
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