いくら頑張っても認められなかった20~30代を過ごした凡人の自分が、どのように42歳で上場企業の部長になったのか、年収1000万を目指すビジネスパーソンに向けて、等身大の経験と知恵を発信したいと思います。
凡人的戦略<コミュニケーション術>
基本的に伝わらない
仕事をしていると、ミスコミュニケーションはよく起こる。
こちらとしては、丁寧に伝えているつもりだが、相手が理解していない。
資料を依頼して、「はい、わかりました!」と言うのだが、提出された資料を見ると、リクエストと全然違っていたりする。
こちらの伝え方が悪いのかな?と何度も伝え方を改善したが、結局、細かく指示を出すことになり、「これって自分でやったほうが早いのでは?」なんて思うことも多かった。
そんな時に、ある経営者のコミュニケーションに関する発言を聞いて納得したことがある。
まず大前提として、人は話を聞いていない。
自分の恋人の話だって、全部聞くのは難しいし、聞いていたとしても、それを100%理解することは不可能。
自分が大好きな恋人とできないのだから、赤の他人の同僚や部下とのコミュニケーションでできるわけがない。
仮にあなたがどんなに偉い人であってだ。
さらに、コミュニケーションは、キャッチボールと捉えることが多いが、実際に、キャッチボールしている人は少ない。
相手のグラブがある場所めがけて、ストレート、緩やかなボール、声をかけながらのスローイング。
相手に投げる時の投げ方を工夫する人は多い。
しかし、一番大事なのは、相手からもボールを返してもらうこと。
キャッチボールは、相手からもボールをもらわないと成立しない。
自分がボールを投げた後、相手から投げ返してもらう。
ボールが自分のグラブ(自分が思っていた通りの場所)に帰ってくれば、あなたのメッセージは伝わっている。
全然違うところに返ってくるようだったら、伝わっていない。
そうしたら再度、相手に投げる。そうして、相手に投げ返してもらって、ボールが自分のグラブに返ってくるか?をもう一度試す。
お互いにボールを投げて、たがいのグラブに収まっているか?を確認し合うことがコミュニケーション。
みんな、相手への投げ方だけに注目しすぎている。
問題は、相手が思い通りの場所に投げ返してくれるか?で伝わっているかわかる。
基本的に伝わらない
コミュニケーションは、キャッチボール。自分の投げ方より、相手にボールを投げ返してもらうことが重要
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