ダライ・ラマ14世は、チベット仏教の最高指導者です。
1935年7月6日生まれ。2歳の時、ダライ・ラマ13世の転生者と認定され、5歳でダライ・ラマ法王14世として正式に即位し、15歳で全政治的権限を委任されました。
中国のチベットの侵攻により、1959年、23歳でインドに亡命し、その後、インドのダラムサラにチベット亡命政権を樹立。1967年から外交をはじめ、世界中の要人と面会し、チベットの窮状と非暴力での平和の実現を訴えてきました。
1989年、その非暴力の闘いが認められ、ノーベル平和賞を受賞。2010年、アメリカ政府から民主主義功労勲章を授与。2012年には宗教界のノーベル賞であるイギリスのテンプルトン賞を受賞。
1959年に亡命をして今年で56年、いまだチベットの土を踏んでいない。チベットに戻る日を夢見ながら、今日も世界平和のためにまい進している。
※映画「ダライ・ラマ」より
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』では、東日本大震災を経験した日本に向けてダライ・ラマ14世が送った「いのちの言葉」が篠山紀信さんの写真と共につづられている。
シンプルな言葉だが、温かみがあり、今を生きることの大切さに改めて気づくことができる。生きる勇気と希望の言葉たち。
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』の名言の中から特に心に響いた10つを紹介します。
無関心、ことに他人への無関心は、
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』
最も恥ずべきことの一つです。
苦しいのは、
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』
自分の悩みばかり考えているから。
他人を気遣えば視野が広がり、
自分の問題が
些細なものに思えてきます。
古いチベットの格言に、
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』
来世か明日か、という言葉があります。
どちらが先に来るかは、
誰にもわからないのです。
人は誰でも、生まれてくるときと
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』
死ぬときには
人の世話になります。
世話にならずにすむ時期はせめて、
人のために尽くすべきです。
あなたが笑えば、私も嬉しい。
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』
それは人間の本質です。
私たちが明日この時間この場所にいるという
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』
保証はありません。
与えられた時間を最も有効に使う
必要があります。
できることなら、他の人のため、
ほかのいのちあるもののために尽くしてください。
あなたと同じように
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』
本当につらい体験をしている人も
この世界にはたくさんいます。
そして、たくさんの人が
今日も、苦しくても、辛くても、
望みを捨てずに
前を向いて歩いて行こうと
努力している。
そのことを覚えておいてください。
毎朝起きるたびに
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』
「今日はもっといいことをしよう」と決意し、
寝る前に一日を反省する。
その積み重ねで、前向きな精神状態に
変わっていくことができます。
人の欠点を
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』
千も見つけつことより、
自分の欠点を一つ認識する方が
ずっと役に立ちます。
私たち人間すべて、
『ダライ・ラマ14世 いのちの言葉』
生まれながらに宝物を持っています。
それは、人を思いやるあたたかい心です。
その宝物の存在に気づき、
大切にしてください。
たくさんの名言が詰まっている一冊。
就寝前に読まれるのはいかがでしょうか?
寝る直前の時間というのはとても大切です。
寝る直前の15分間くらいというのは、「記憶のゴールデンタイム」と言われていて、最も記憶に残りやすいと言われています。
寝る前に考えたことは、他の思考に邪魔されず、そのまま脳に残りやすいので、寝る前にポジティブな気持ちで寝ると、次の日、ポジティブな気分でスタートできます。
朝起きるのがつらい、と感じる人は、就寝前の一読で変わるかもしれません。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。 いのちの言葉 (3.11後の日本へ) amzn.to 1円 (2024年07月27日 12:36時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する
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