ふと夜、静かな部屋で一人になった時。
「私の人生、これでよかったのかな」と、言い知れない不安に包まれることはありませんか?
まわりの目が気になって自分の意見が言えなかったり、誰かの期待に応えるだけで精一杯になっていたり。
気づけば「自分らしさ」を見失い、心がすり減ってしまうことってありますよね。
でも、どうか安心してください。
あなたが今感じているその迷いや生きづらさは、決してあなたが弱いからではありません。
ただ、少しだけ「他人軸」で生きることに疲れてしまっただけなのです。
今回は、そんな私たちの心にそっと寄り添い、人生の景色をガラリと変えてくれる素敵な一冊をご紹介します。
大ヒットメーカーである編集者・小寺智子さんの著書『ある編集者の主観』から、私たちがもっと自由に、もっと軽やかに生きるための「幸せになれる人の11の共通点」を一緒に見ていきましょう。
温かいお茶でも飲みながら、肩の力を抜いてゆっくり読んでいってください。
『ある編集者の主観』』とはどんな本か?
今回ベースにするのは、小寺智子さんの初の著書『ある編集者の主観』です。
著者の小寺さんは、数々の驚異的なベストセラーを手がけてきた、知る人ぞ知る敏腕編集者です。
女性写真集歴代1位となった田中みな実さん写真集『Sincerely yours…』や、男性写真集歴代1位のコムドット写真集『TRACE』。
そして、発売わずか2ヶ月で20万部を突破した鈴木大飛さんの『命の燃やし方』など、世の中の心を大きく動かす作品を次々と生み出してきました。
多くの著名人が絶大な信頼を寄せるヒットメーカーでありながら、SNSで発信する言葉に「勇気づけられた」「人生の景色が変わりました」と共感する人が続出。
今や全国から人生相談が届くという、非常に異色の編集者でもあります。
本書は、そんな小寺さんがこれまで培ってきた人生観、仕事観、キャリア観、パートナーシップ観、死生観を赤裸々に綴ったエッセイです。
「在りたい自分」「在りたい人生」を、自分の手で自ら選び取っていくための思考の欠片が、この一冊にぎっしりと詰まっています。
小寺さんは、本書についてこう語っています。
「1ページめから288ページめまで、ひとつの嘘もない」と。
美しさでも正解でもなく、ただ一人の人間の揺らぎや葛藤、強さと脆さが、取り繕うことなくそのまま描かれています。
完璧じゃなくていい、泥臭くてもいいんだと、私たちの背中を優しく、力強く押してくれるような特別な一冊なのです。
幸せになれる人の11の共通点
それでは、本書の中から、人生を自分らしく幸せに生き抜いている人たちの「11の共通点」を一つずつ紐解いていきましょう。
どれも今すぐ心の持ち方を変えるだけで、あなたの毎日をふっと軽くしてくれるヒントに満ちています。
1、自分自身を「信頼」している
幸せな人たちのベースにあるのは、何よりも「自分を信じる力」です。
私たちは失敗した時や不安な時、「どうせ私なんて」と自分を疑ってしまいがちですよね。
でも、幸せな人たちは、たとえ上手くいかないことがあっても「最後には自分なら大丈夫」という根っからの自己信頼を持っています。
完璧な自分を愛するのではなく、ダメな部分も含めて「これが私だ」と丸ごと受け入れているのです。
あなたが一番の味方でいてあげること。
それが、すべての幸せの土台になります。
2、自分の人生に対して、常に「わがまま」である
「わがまま」という言葉には、どこかネガティブな響きがあるかもしれません。
でも、ここで言うわがままとは、他人に迷惑をかけることではありません。
自分の心の赴くままに、「私はこれが好き」「私はこう生きたい」という願いに正直であるということです。
誰かのための人生ではなく、自分のための人生を生きる。
その健全な「わがままさ」を持つことが、人生を豊かに彩る第一歩なのです。
3、自分にとっての「幸せ」とは何か、明確に言語化できている
世間一般の「幸せ」の定義に、囚われていませんか?
いい家に住むこと、結婚して安定した家庭を持つこと、人から羨ましがられる肩書を持つこと。
それらが悪いわけではありませんが、それが本当に「あなた自身の幸せ」とは限りません。
幸せな人たちは、世間の基準ではなく、「自分にとって何があれば心が満たされるのか」を自分の言葉でハッキリと知っています。
静かな部屋でコーヒーを飲む時間が好きなのか、大切な人と穏やかに笑い合うことが好きなのか。
あなただけの幸せの形を、大切に言葉にしていきましょう。
4、自分自身の「心の声(=本音)」を決して無視しない
忙しい毎日を送っていると、自分の本当の気持ちにフタをしてしまうことがよくあります。
「本当は嫌だけど、断れないから引き受けよう」
「本当は休みたいけど、頑張らなきゃいけない」
そうやって自分の本音を無視し続けると、心のエネルギーはどんどん枯渇してしまいます。
幸せな人たちは、小さな違和感や「本当はどうしたい?」という心の声を決して聞き逃しません。
自分の本音に耳を傾け、大切に扱うこと。
5、他人に自分の人生を「定義」させない
「あなたってこういう人だよね」
「もういい年なんだから、こうあるべきだよ」
私たちは、他人が何気なく放つ言葉や世間のレッテルに、知らず知らずのうちに縛られてしまいます。
でも、幸せな人たちは、他人に自分の人生の枠組みを勝手に決めさせません。
あなたの人生の定義は、他の誰でもなく、あなたが決めるものです。
「私は私、他人は他人」と、心地よい境界線を引く強さを持ちましょう。
6、他人に自分の人生を「評価」させない
誰かに認められたい、褒められたいという気持ちは誰にでもありますよね。
しかし、他人の評価軸を人生の中心に置いてしまうと、褒められた時は嬉しくても、批判された途端に心が崩れてしまいます。
幸せな人たちは、自分の行動や生き方の基準を「他人の評価」ではなく「自分の納得感」に置いています。
たとえ周りに理解されなくても、自分が「これでいい」と思えるならそれでいい。
7、どんなときも自分のために選択し、判断できる覚悟がある
人生は、日々の小さな選択の連続です。
「こっちの方が怒られないから」「みんながそうしているから」と、無難な選択ばかりしていませんか?
幸せな人たちは、たとえどんな結果になろうとも、「自分が選んだ道だから」と引き受ける覚悟を持っています。
他人のせいにするのではなく、自分の意思で選ぶこと。
その主体性こそが、人生を自分の手に取り戻すための鍵なのです。
8、何があっても決して、他人のせいにしない
トラブルが起きた時や、物事が思い通りに進まない時、「あの人のせいでこうなった」と嘆きたくなる気持ちはよく分かります。
でも、そこで他人のせいにしている間は、自分の人生を好転させる力を放棄しているのと同じことなのです。
幸せな人たちは、どんな状況であっても「自分にできることは何だろう?」と矢印を自分に向けます。
他人のせいにしない態度は、一見厳しく見えるかもしれませんが、実は自分を無力感から救い出すための最も優しい知恵なのです。
9、物事を最初から否定的な視点で見ない
新しい挑戦や環境の変化を前にした時、「どうせ私には無理」「失敗したらどうしよう」と、無意識にブレーキを踏んでいませんか?
幸せな人たちは、物事を最初から色眼鏡で否定したりしません。
「とりあえず面白そうだからやってみよう」「なんとかなるさ」と、フラットで開かれた視点を持っています。
その楽観性と素直さが、思いがけないチャンスや素敵な出会いを引き寄せてくれるのです。
10、最後は必ずポジティブな場所に帰って来られる(自分だと知っている)
人生には、どん底まで落ち込むような日や、ひどく傷つく日もあります。
ネガティブな感情に囚われて、抜け出せなくなることもあるでしょう。
でも、幸せな人たちは知っています。
自分がどれだけ落ち込んでも、最終的には必ず「大丈夫な自分」「前を向ける自分」に戻って来られるということを。
自分の回復力を信じているからこそ、どんなに暗いトンネルに入っても、安心して泣いたり立ち止まったりすることができるのです。
11、常に周囲に感謝し、それを言葉にして伝えている
そして最後の共通点は、驚くほどシンプルで温かいものです。
それは、まわりの人たちや日常の小さな出来事に対する「感謝」を忘れないこと。
「ありがとう」という言葉を、ちゃんと口に出して伝えること。
幸せな人たちは、自分が一人で生きているのではなく、たくさんの優しさに支えられていることを知っています。
その感謝のエネルギーが、さらに周りの人を笑顔にし、自分自身をも温かく包み込んでいくのです。
あなたの人生は、あなただけのもの
いかがでしたでしょうか。
今回は、小寺智子さんの著書『ある編集者の主観』から、「幸せになれる人の11の共通点」をご紹介しました。
どれも特別な才能や環境が必要なものではありません。
今日から少しだけ自分の心に寄り添い、選び方を変えてみるだけで、誰でも実践できることばかりです。
私たちは、誰かの期待に応えるために生まれてきたわけではありません。
不完全で、揺らぎだらけの自分を抱えながらも、「これが私の人生だ」と愛してあげること。
その旅路の途中で、迷ったり立ち止まったりしても、それはあなたが一生懸命生きている証拠です。
どうか焦らず、あなただけのペースで歩いていってください。
今日という日が、あなたにとって少しでも心穏やかで、温かいものでありますように。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
背伸びしない等身大の経験とアイディアのコラムも書いています。
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